2009年度の下半期は、景気回復傾向か?(急速な受注増)
今年度上半期(4月~9月)は、未経験の予算凍結・縮小を実感しましたが、この下半期のスタートである10月に入り、急速に動き出した感じがします。
当社は、BtoBであり、システム・ネットワーク基盤向けソフトウェアおよびモバイルをターゲットにしていますが、投資縮小が少ないと思われるゾーンへの絞り込みを前提としたターゲティングです。
リーマンショックからの半年は、今年度と比較すると、急激な予算カットできなかったからか、期待値からみれば低い数字ながらも(フィナンシャル系・製造業系での予算凍結がかなりありったので)、前年対比150%程度で推移していました。
ところが、新年度に入ったとたんに、「パタン」と音をたてて塞がれたかのような静けさ。 それも9月まで静かな日々が続きました。
そしてこの下半期早々の10月に入った瞬間に、急速な動き。
ダムでせき止められていたものが(凍結されていた予算)、堰を切ったような勢いとまではいきませんが、来月も、かなりの期待値をもって迎えられそうです。
(上期とは全く違う状態=大幅な上昇傾向です。)
当社の製品が、破壊的イノベーションモデル、あるいはジェネリック的な展開をしていることが、功を奏しているのかもしれません。
人員不足を低価なソフトウェアで補う、人手では困難なミッションを低価なソフトウェアで補う。
また、いちど閉じられた財布(絞られた予算)は、完全に元に戻ることはないという経験則からも、高級高機能から、絞り込まれた必要なモノへのシフトが加速するであろうという実感も出てきました。(先日の住商情報システム社でのセミナー反響も含め)
今後、業界あるいは企業ごとの状況は、大きく異なるかとは思いますが、DI (diffusion index)値のアップというニュースも、そう遠くない日になるかと、勝手ながらに実感しています。
11月も頑張ります!!