英語がだめでも海外事業やっています vol.1
先週が徹夜ワーク連発で、あまり書けてなかったので、オルタナ開始する際に準備したの原稿のアップです。
1990年代前半に、商社(現・住商情報システム)にて海外ソフトウェアのセールスマーケティングを担当していましたが、当時より英語がイマイチな私です。
本ログのタイトルからして、日本人気質丸出しで、「英語ダメなんです」と言ってしまう日本人の典型なわけですが、それでも、グローバルでやるからには、「ダメなんです」とは言ってられないので、「なんとかやっていける」ためのTipsを少々。
学生時代、英語の成績は良いほうだったわけですが、なかなか実践は・・・といった状況でした。
社内の英会話教室にも参加し続け、海外メーカの日本常駐者とも、積極的にコミュニケーションするなど、一定の努力はしたのですが、なんかイマイチ。
机上で、もっとしっかりやれば、ボキャブラリも、フレーズも身につくのかもしれませんが、ハードワークしている当時(今もですが)、ハードワーク自体を自分への言い訳(できない理由を考える)としていたり、留学や海外転勤の計画が無いのにTOEFL/TOEIC/GMATなどの試験を受けるというモチベーションがなかったり、と、実践コミュニケーションを中心とした英語力アップだけを心がけていました。
そんな日々でしたが、
「英語は良く分からないけど、言いたいことは良く分かるから、やるよ!」
と海外メーカ担当に言われ、なんとなく理解してくれたシーン
・・・日本向けにやれば世界で売れる!と当時から言っていましたが、
「英語はあれだけど営業(数字)はいいよね」と上司(今は、SCSアメリカにいらっしゃいますが)に言われ、
・・・メーカも言う事きいてくれて、売れているから、いいじゃなぁいかー!(汗
そこで、実践のみに限界を感じていた私は、昔から好きだった「映画で英語を」と考え、シーンとセリフ(フレーズ)の紐付けをイメージ記憶するようなスキル向上をということで、かなりの本数の洋画を見続けました。
当時はといえば、レンタルビデオが中心で、手間もコストも掛りますが、近年は、DVDが比較的廉価に買えるようになったので、何度も見て、強いイメージ記憶が残せるようになり、更に、今なら無料の映画配信をYahoo!動画とかGyaoでもやっているので、コストも手間も無いわけですから、教材としては、サイコー!と勝手に思ってます。
2005年から、ライトスピード株式会社での海外事業をスタートさせましたが、その取引先で、米国の社長(イタリア系アメリカ人)と、私の英語力について話題になったときのことですが、
「住んだ事もないのに、英語は大丈夫だね」
・・・うーっ、リップサービスだなぁと卑下しながら、
「DVDですよ。Tony-sanが来日するということで、新しい24(Twenty-Four)を買って、ずっと見ていたから(笑)」 と。
すると、彼は、
「うちの息子も、日本語の勉強でDVDだよ。いっぱいアニメ見て。」
・・・ ほーーーっ、日本のアニメ文化は、世界で通用しているなぁと。
某メーカの国際ファイナンス担当であるそのご子息(当方と同じ年ぐらい)は、日本に滞在する機会も多かったようですが、アニメで日本語力を強化しているということで、やはり、効率良いのかなぁとひと安心。
そうそう、昨年、歌手の広瀬香美さんが再婚というニュースがながれましたが、そのお相手がこのご子息だったということで、Tony-san から聞いてびっくり。 それにしても、アニメ日本語力、素晴らしい。(脱線しました)
【追記 2009/7/30】----------------------------------------------
結果的にですが、「2009/07/24 広瀬香美さん的「 」 ネタに繋がりました。 〜」=Twitter に学ぶ。そして、Commons と Public Sphere と 公共圏
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話を戻して、映像と言語学習はイメージ記憶できてGood!なわけですが(国際結婚ができて・・・まだ言っている)、それだけでは、もちろん足りず。いろいろなサプリを摂取して、不足を補う必要があるわけです。
そこで、サプリを1つご紹介しますが、セレゴ・ジャパンの「smart.fm」(旧・iKnow)。
記憶を科学している英語学習エンジンで、忘れそうなタイミングで「コレは?」と促してくれるので、とても良いサプリだと思います。 → http://smart.fm/
すでに、「知ってるよ!」という方や、「使った事あるよ」ちう方が多いかもしれませんね。
経営陣のエリックさん、アンドリューさんと最初にお会いしたのは、2001年か2002年ごろでした。当時はPDA・セットトップボックス・DVD(まさに、アニメで英語学習)など、リアルな英語学習プロダクト作りに力を入れていました。
iKnow!以降、多くのメディアで取り上げられ、ついには、NTTとの業務資本提携まで。 ここまで、時間を要していますが、本当に素晴らしい!
多言語・多ジャンルの学習教材が無料で提供されているので、自分の興味に従って、「ちょっとお試し」「ケータイでひまつぶし」「英語学習SNSって何?」といったライト感覚で始められるのも、smart.fmの良さですね。
ということで、映画やsmart.fm(旧iKnow!)なんかで、英語を吸収して、そして、まぁ、なんとか、日々格闘しながらですが、そして優秀な英語力のあるスタッフに恵まれたおかげで、海外事業がうまくいっているわけです。
でも、英文の契約書って大変ですよね・・・<つづく>