ミクシィのユーザー数が1,000万人を超えたという景気の良い話が聞こえてくる裏で、ユーザーを集めることができなかったために、ひっそりと閉鎖するSNSが後を絶たない。当たり前の話だが、すべてのSNSが成功するとは限らないのである。

最近閉鎖したSNSの運営者に、SNSをやめてしまった理由を聞いたところ、SNSの運営に熱意が持てなくなったからだという答えが返ってきた。SNSをスタートした当初は気になってしかたがなかった新規登録ユーザー数も、日記やコミュニティの書き込み件数も、ある時期を境にまったく気にならなくなってしまったのだと言う。

運営する人間がSNSに対して熱意を感じなくなってしまったら、そのSNSはもう終りだ。利用しているユーザーは、運営者が運営するSNSに熱意を感じなくなったことを自然と察知するものらしい。言われてみれば、私にも何となく思い当たる節がある。

思っていたよりユーザーが集まらないために熱意が持てなくなってしまい、最終的には閉鎖に追い込まれてしまう。閉鎖するSNSは、ほとんどこのパターンである。もちろん、運営コストを支払い続けていくことが困難になったために閉鎖するというパターンもあることにはあるが、ほとんどは運営者の心の問題が理由だ。

運営者から、自分のSNSを何とかして成功させたいという熱意が消えてしまったら、その瞬間からそのSNSは死んだも当然である。朝起きたらパソコンの電源を入れて、ユーザーが何人増えたか確認する。そして、日記やコミュニティの更新頻度を確認する。夜も同じだ。パソコンの電源を入れて、ユーザーが何人増えたかを確認してから寝るのが日課になってしまっている。そして、この作業は休日も変わらない。

ユーザーのブログやコミュニティの更新頻度が少なくなったと感じた時は自ら書き込むこともあるが、ほとんどは毎日地道な作業の繰り返しである。ある程度のユーザー数に達してくれば、運営者側が無理に書き込みをする必要はないというのが私の考えなのだが、それでも熱意だけは失ってはいけないと思っている。

パソコンの前で、ユーザーがたくさん登録してくれることを魂をこめて念じるわけです。


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コメント
角田和司 2007/05/24 22:01

お世話になります。

熱意はタダですからね。
こんだけ、お金がかからない「道具」はないです。金がある企業は個人は熱意を金で買います。だから失敗する。
しかし、負け組みからスタートすると、熱意しか道具が無いから、それだけで運営する。
どちらが幸せなのか?
毎日、ブログを書いていていつも思います。
零細企業の経営も同じですね。

朝もや 2007/05/25 09:30

はじめまして。私は昨年12月にflickrに入って、そう、ハマッテしまいました。


私はインターネットの黎明期から、いえ、パソ通時代からネットのコミュニケーションに参加してきましたが、なぜか長続きしませんでした。ブログが盛んになった時もブログへの関心が湧かず、2005年に始めたブログは未だにサイトの見出し代わり。SNSにも興味が湧きませんでした。ところが


たまたま容量の大きい写真の収納場所を探し始め・・・たのは第二の理由で、第一の理由はプロバイダの経営事情で、消されてしまうと困る写真の収納場所を探していましたところ、昨年12月にflickrに出会ったのです。

http://reverie.txt-nifty.com/blog/ ←私の、サイトの見出し代わりのブログ
http://www.flickr.com/people/asa-moya/ ←flickrの、私のプロフィール


flickrは招待は要りませんでした。写真一点一点に、グループに招待される機会もありました。誰をも対象にしていながら、日本のいつくかのSNSの招待制は、差別の気配が漂い馴染めないのですが、flickrで「招待を何度か」経験しますと、不特定多数を対象にしながら、招待制を採るSNSの理念がとても不思議、招待の解釈がアチラとコチラでは違うのではないかと疑問さえも。


flickrでは、載せた写真一点一点の評価が打てば響くように伝わってきます。評価される立場と評価する立場の入れ替えも簡単で自由です。一つの写真を、無数のグループに多重投稿するのも好きなだけ勝手。これだけではありませんでした。


私の英語力は日本の中学生程度もありません。それでもコンタクトとコメント欄で意思疎通できたのですね、異国の見ず知らずの、それも世代も性別も違う人々と写真を評価し合いながら。


写真を撮る行為は食事や外出同様「暮らしと一体化」していますから、私はflickrを離れることができません。写真が基軸ということは、持続性が約束されていることなのですね。それには技術も要ります。誰でも押せば写りますので写真を撮る技術は関係ないです。肝心なのは写真を受け入れる側の情報技術。flickrはとても優れていると思います。


ではflickrで十分かと言いますとまったく違います。少なくとも私はそう。ウチウチの壁を取り去った表現の場が、暮らしのあらゆるテーマ毎に要るのでは? 音楽関係ではmyspaceもよいのかも知れません。myspaceも今のところ招待制ではなかったです。flickrでコンタクトできたお一人はmyspaceも充実していました。ですが私のmyspaceは閑古鳥。

http://jp.myspace.com/asa_moya


私は日本語が活発に飛び交う参加自由なSNSを、これからも探し続けていきます、それもいくつも。

景虎 2007/05/25 15:22

はじめまして。
事実かも知れませんが、それを理由にしては不謹慎でしょう。
そんな軽いサービスじゃないんじゃない?と思います。
好き勝手やっていいマイBlogの閉鎖とは訳が違います。

伊藤靖 2007/05/26 08:34

角田様>
いつもコメント有難うございます。たしかに、そうかもしれません。ベンチャーの場合、そのタダの熱意をうしなってしまってはだめなんでしょうね。

伊藤靖 2007/05/26 08:37

朝もや様>
コメント有難うございます。flickrは、私も一時期はまっていました。これからも面白いサービスを見つけたら教えて下さい。

伊藤靖 2007/05/26 08:40

影虎様>
コメント及び引用有難うございます。私自身、肝に銘じて運営して行きたいと考えています。

yuu 2007/06/10 12:12

はじめまして、伊藤様
他にSNS情報を発信している場所を知らないので
ここに書かせていただいてもよいでしょうか?
もしも不都合がありましたら削除していただければと思います。
とあるレンタルSNSを借りて、専門的なコミュニティを立ち上げていましたが、昨晩から突然アクセスできなくなりました。
レンタルSNSのレンタル元サイトもなくなっています。もしも、復旧のメドが立たなかったらと思うとゾッとします。
こういう事もあるのだな・・と、思いました。
個人情報を扱うことになりますのでどうしたら良いことやらと頭を悩ませています。

伊藤靖 2007/06/20 10:51

yuu様>
コメント有難うございます。また返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。私も同じような経験をしたことがあります。運営者側のモラルが問われますね。何かいい方法ありませんかね。


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