モバイルを使い始めて30年の筆者が活用しているモバイル機器、モバイルシーンを紹介していきます。スマートフォン、ノートパソコン、PDA、携帯電話に加え、様々なネットサービス(ソーシャル、クラウド、レンタルサーバーなど)、周辺機器(Bluetoothヘッドセット、Bluetoothキーボード)との連動をご紹介します。

iPhone 6s発売に想う。iPhone、iPadでOSXが動く妄想の日々

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。私がモバイルを始めたのは、1990年くらいからで、いろいろなモバイル機器を使ってきました。その機器は、多様なメーカーでしたが、その中でもアップルとの関わりは大きなものでした。アップルユーザーとしての究極の夢としては、MacOSを小さなモバイル端末で使いたい、という点だったのかもしれません。そんなアップルユーザーが、モバイルに見てきた夢の軌跡を紹介します。

私がアップル製品に初めて触れたのは、残念ながらアップルの創世記ではなく、コンシューマー向けに商品をリリースし始めた頃でした。Macintosh IIviというデスクトップです。当時の私は、パーソナルコンピューターとしては、シャープのMZシリーズ、NECの88シリーズを使っていましたが、仕事仲間にMacintoshを勧められて使い始めました。楽しかったのは、小さな機能拡張アプリ。パソコン通信のライブラリーからダウンロードしたり、フロッピーで交換したりして、Macintoshのカスタマイズを日々楽しんでいました。
しかしながら、ここでモバイル機器との連動で悩みがありました。HP製のHP200LXや、マイクロソフト製のPDA、WindowsCEを利用するためには、Windows搭載パソコンと接続する必要がありました。まだ、PDA単体で通信機能がなく、パソコンと連携して活用することが前提だったためです。このPDAと連携するために、MacintoshにWindowsエミュレーターを導入したりしましたが、残念ながら当時のスペックでは、動作が重く、不安定でした。
そこで、ハード的にWindowsを使いたいと思い、PowerMac6100を購入しました。サードパーティ製のDOS/Vボードを入れて、Windowsを動かしていたのです。あくまで、Windows機器を買わずに、アップル製品で賄っていました。このPoweMac6100とWindows CEを同期させて、モバイル利用していました。
ここで画期的なモバイル機器が登場します。PalmOSです。Palmは、パソコンとの同期ソフトとして、Windows版だけでなくMac版もリリースしました。MacとPDA機器が楽に同期できる環境がようやくできたのです。余談ですが、当時、WindowsデスクトップPCも結果的に導入していたため、PalmOSの同期機能を利用して、WindowsとMacのデータ同期を行っていました。つまり、PalmOSがクラウドの代わりになっていたんですね。
こんなアップルユーザーでしたが、MacOSをモバイルで使いたい気持ちは大きく、ノートパソコンPowerBook 145Bを購入しました。モノクロ液晶の廉価版のノートで、バッテリー駆動時間は1時間弱。モバイルとしては駆動時間があまりに短いため、いろいろなカスタマイズをしていました。バッテリーを節約するために、ハードディスクを利用せずに、メモリ上に小さなカスタムOSを置いて、ハードディスクレスで運用したり、当時はOS7でしたが、負担の小さいOS6で運用したりしていました。
そんな苦労しながら運用していたアップルのノートパソコン環境でしたが、PowerBook 520c、iBook、MacBook Airと導入するに連れ、デスクトップMacと同じくらいの作業が可能になりました。しかしながらノートパソコンはノートパソコンでしかありません。小さなモバイル機器でアップルを使いたいという気持ちは大きくありました。実は、アップルもiPhone以前にNewtonというPDA端末をリリースしていました。そのNewtonシリーズのNewton MP130を入手して使っていました。ペンタイプのPDAで、Newtonキーボードをケーブルで繋いで入力も可能でした。残念ながら日本語版はリリースされず、サードパーティ製の日本語化ソフトを載せていましたが、実用的な日本語変換速度ではなく、利用を断念しました。
時代は変わり、2008年にiPhone 3G、2010年にiPadが発売されました。アップルのリリースするモバイル端末、ということで、当然、初期モデルを購入し、活用してきました。どちらも、毎年、機能アップ、iOSのバージョンアップと進化を続けてきましたが、古くからアップルを使ってきたユーザーとしての夢はまだ適っていません。MacOSを小さな端末で使うことです。
MacBookが8インチ程度まで小さくなる、または、iPadでOSXが稼働する、どちらでも構わないのですが、デスクトップ用のOSを小さなモバイル端末で使いたいのです。利用シーンによっては、使いにくくなる場合もあるでしょう。それでも使いたい。小さな端末で使ってみたい。
そんなことを、アップルの新機種リリースの度に思ってしまいます。アップルユーザーの妄想ということでお許しください。
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