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情報格差などがもたらす情報社会の問題について考える

情報格差の解消方法(3)

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今回は、情報格差の解消方法(2)の続きで、情報格差の原因である以下の5点のうち、3について述べたい。

  1. 組織・人脈のつながりの強弱
  2. 地理的な遠近
  3. メディアの特性の差異
  4. メディアリテラシーの差異
  5. 情報リテラシーの差異

メディアには、以下の2点が存在する。

  1. アナログメディア
  2. デジタルメディア

厳密には、2のデジタルメディアは、ネットメディアと非ネットメディアの2点があるが、ここでは区別しない。

アナログメディアとは、書籍や新聞など、ペーパーによるメディアのことだ。アナログの特性である連続的なデータを掲載することが可能である。

デジタルメディアとは、PCなどで編集したデジタル化したデータをネットなどに掲載するメディアのことだ。デジタルの特性である離散的なデータを掲載している。

後者の方が、伝播のスピードが速い。伝播のルールが合理化されているため、即時に伝播することが可能である。そのため、伝播の面で、情報格差が生じることがある。

後者のメディアを選択する人と、前者のメディアを選択する人では、同じ情報を受け取る場合、後者の方がすぐ情報を受け取ることができる。

ただし、アナログの持つ情報の連続性をデジタルメディアは伝えることができない。この点で、アナログメディアの方が優位に立つことはあまりないが、強いて言えば、人間らしさという点がデジタルメディアでは欠けたものとなる可能性がある。

また、デジタルメディアは、嗜好性がきわめて考慮されやすいため、刺激のある興味の持ってもらえそうな情報に偏ってしまう可能性があるが、これが問題になることはあまりない。

現在のところ、デジタルメディアが優位であり、情報格差を生み出しているが、スローライフなどのスタイルからみると、むしろ、アナログメディアの方が生活の豊かさを生み出すという意味では、優位に立つかもしれない。

このような差異に注意をしてメディアを選択する必要があると考えている。

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