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WikiLeaks支持でPayPalらを攻撃したAnonymousがコミュニケーションを開始

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Julian Assange氏の逮捕後、直前にWikiLeaksに対するサービスを停止していたAmazonやPayPalらの動きに抗議すべくDDos攻撃がはじまった(逮捕者も出ている)。その背景にあるとされるAnonymousが自分たちについて説明を始めた。

Anonymousは10日に初のプレスリリースを発表、匿名でインタビューなどの取材に応じるメンバーも出ており、一気に情報が出てきた。

Anonymousは自分たちは「グループではなく、インターネットの集まり」「ハッカーグループではない」と説明している。「平均的なインターネット市民であり、日々目にするあらゆる不正な行為にうんざりしているという集合的な意識が動機となっている」とのこと。「目的は、WikiLeaksとMastercard、Visa、PayPal、Amazonなどの企業が利用したずるい方法についての認知を広げることだ」。

このほか、「個人情報やクレジットカード番号などを盗むつもりはない」とし、企業の重要なインフラを攻撃するつもりはないとも記している。

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