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ブダペストで携帯電話ローミング規制を実感

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ETRE 2007に出席するために、ハンガリー・ブダペストに来ている。VC、技術企業の幹部、ベンチャー企業が集まるこのイベント、今年はスピーカーの顔ぶれがいまいちインパクトに欠けるがどうなるだろうか。

ハンガリーに入ってすぐ、携帯電話がSMSを受信。私がフランスで加入しているオペレータが、ハンガリーから電話をかけた場合、受信した場合の料金を知らせてくれた。

これ、ここのブログでも紹介したEUのローミング規制により、オペレータは加入者に明確に料金を知らせなければならないため。規制があってありがたいと思う機会は少ないが、このローミング規制でありがたくない消費者はいないはず。ハンガリーから別の国に電話をかけた場合いくらになるのかも教えてくれるとさらにクリアだが。ちなみに、いまいるハンガリーとフランスに電話をかけた場合は毎分0.586ユーロ、受信した場合は0.287ユーロ(税込み)。

EUでは、今回の規制外であるSMSやデータ通信について、オペレータが自主的に料金を下げない場合、規制化に踏み切るとしている。

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