モバイルWebの覇権を巡ってーー出だし好調なYahoo
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Microsoftが携帯電話向けWebブラウザ「Deepfish」を出したり、Googleが韓国のLG Electronicsとの提携を発表したり、Yahooがパブリッシャーのモバイル進出支援サービス「Yahoo Mobile Publisher Services」を発表するなど、このところ、インターネット企業の携帯電話市場を狙った動きが相次いで見られる。
モバイルWebの覇権を狙っては、インターネット企業、専業のベンチャー企業に加え、Nokiaなど一部端末ベンダーも競い合うことになりそうだが、ユーザーエクスペリエンスが一つの鍵を握りそうだ。
今年3月の資料となるが、Yahoo、Google、YouTube、MySpace、Napsterのインターネット企業5社のモバイルサイトを比較したStrategy Analyticsのレポートでは、Yahooがトップとなった。同社はこの理由について、Yahooのモバイルサイトは、PCでのWeb体験をもっともよく複製していることが評価されたとしている。
Yahooは、モバイルの利用を追及してデザインを刷新した検索サービス「oneSearch」など、モバイル分野へのフォーカスを明確にしており、これらの取り組みが奏功しているということだろうか。わたしの周りでは、NokiaのWebブラウザの表示機能MiniMapを評価する人も多い。
ところで、うわさのGoogle Phoneはどうなっているんでしょうね。
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