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仏下院、WindowsからUbuntuへ移行

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デスクトップPCを21092006_034Windowsからオープンソースへ移行する計画を進めている仏下院は、数あるLinuxディストリビューションの中からUbuntuを選ぶことにしたようだ。地元経済紙La Tribuneが報じたとUbuntuのWebサイトで紹介されている。

La Tribuneによると、下院議員577人が使うコンピュータをはじめ、合計1154台のPCがWindowsからUbuntuに移行するようだ。WebブラウザはFirefox、電子メールはThunderbird、オフィスソフトはOpenOffice.orgとなる。

移行にあたって事前調査を進めてきたAtos Originは、トレーニングコストなどがかかってもオープンソースベースの方がコストを削減できると結論、移行プロジェクトの予算は約8万ユーロという。実際の移行作業は、LingaoraとUnilogが担当する。Unilogは、有名なミュンヘン市のLinux移行でも参加しているコンサルティング会社で、現在英LogicaCMG傘下。

フランスのLinuxディストリビューションというと、Mandriva(Mandrakeから改名)があるが、南ア/英国のUbuntuが選ばれた理由は、使いやすさだという。Ubuntuはスペイン政府でも採用実績があるらしい。

*写真は、昨年秋のOscon Europeにて、締めくくりの基調講演を行ったUbuntu創始者、Mark Shuttleworth氏。民間人としてはじめて月旅行をしたことでも知られている南ア出身の大富豪だ。

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