ソーシャルメディアをビジネスにどう活かすのか
本日は東京ミッドタウンで開催された
に参加してきました。
当イベントはFacebook上でのみ参加受付をしていたにも関わらず、
すぐに満席となり、席数を増やすほどでした。
Facebookの注目度がわかりますね。
イベントの進行も少し変わっていて、
まずは15分間のネットワーキング。
近くの人たちとの名刺交換から始まりました。
ちょっと海外のイベントのようですね。
次にパネルディスカッション。
パネラーにはソーシャルメディア関連の本を出されている方や
二歩日のファン数を誇るファンページを運営されている方などでした。
最後はグループディスカッション。
周りの人たちとFacebookの活用可能性について
ディスカッションをするというものでした。
私自身はFacebookは約2年前にアカウントを取得しましたが、
全く使いこなせているとは言えない状況です。。
今回は完全に勉強させてもらうというスタンスで参加しました。
Facebookはご存知の通り、約6億3千万のユーザ数を誇る世界最大のSNSです。
日本人ユーザ数は約250万ですが、1ヶ月の増加数は30%を超えると言われています。
最大の特徴は、実名での登録が求められること。
そして、商用利用が認められていること。
主なビジネス活用方法としては、ファンページとFacebook内広告が基本となります。
では、宣伝、プロモーションばかりをやれば良いかと言うと、
口コミ社会においては、それは嫌われてしまいます。
一度、離れたファンは二度と戻ってこないというのが定石です。
本日の会議で印象に残った言葉は
「Takeを考えずに、徹底的にGiveをし続けること。」
これがファンを増やすことに繋がり、結果的に影響力が高まるというものでした。
Facebookに限らず、ソーシャルメディアを最大限ビジネスに活かせるのは、
新規顧客開拓よりも、アフターフォロー、顧客と繋がり続けられることではないでしょうか。
私は、これまで直販ではなく、チャネル経由でのビジネスに多く携わってきました。
そうすると、販売した後のエンドユーザとの接点はどうしても少なくなってしまいます。
この悩みをFacebookのようなソーシャルメディアを活用することで
多少なりとも解決に繋がるのでは無いかと考えています。
顧客と繋がり続けることで、顧客の囲い込みによる追加購入の機会が増え、
また口コミによる新規顧客の発掘に繋がるのではないでしょうか。
実際に今回お会いした某ネットワーク機器メーカの方は
サポートコミュニティのFacebookファンページを作成されたとのことでした。
よく言われている話ですが、購買プロセスが以下のように
遷移してきています。
AIDMA(Attention、Interest、Desire、Memory、Action)
から
AISAS(Attention、Interest、Search、Action、Share)
さらには、その進化系(ほぼ同じ?)で
AIPUT(Awareness、Inquiry、Purchase、Use、Tweet-ReTweet)
このShareであったり、Tweet-ReTweetの部分で利用されるソーシャルメディア。
非常に使えると感じています。
ただし、諸刃の剣でもあります。
結局は製品であったり、サポートのクオリティが低ければ、
悪いソーシャルフィードバックが拡散され、
二度とビジネスチャンスを得ることが出来なくなりません。
やはり、重要なのは品質、クオリティを高めること。
そして競合に勝てる部分をソーシャルメディアを活用してアピールすること。
なんだと思います。