GarageBand for iPadの外部アプリ連携について
きょうのGarageBand for iPadアップデートについて、Togetterでまとめてみました。それをここに埋め込もうと思ったんですが、うまくいかなかったので、テキストだけ。
GarageBand for iPad 1.0.1でオーディオコピー&ペーストがサポートされました。その内容に関して、GarageBandのトピックをキュレーションしている@garageband_1tpのツイートを中心にまとめたものです。
第一報は、気になる、記になる…「Apple、「Garageband for iPad 1.0.1」をリリース」で知りました。「AIFF、WAV、CAF、Apple Loops読み込み。対応アプリからGarageBandへオーディオをコピー&ペースト」という情報にびっくり。さっそくダウンロードしたのですが、コピペはわからず。外見上の違いは、「曲の設定」に、AirPlayのオン/オフスイッチができてたことくらい。
PalmSoundにあった情報をもとに、iVoxelというアプリならできるっぽかったので試してみました。iVoxelはボコーダーアプリ。iVoxelでコピーしたオーディオクリップをガレバンのオーディオトラックにペーストできました。
1.0.1では、オーディオコピー&ペースト以外も強化されています。その1つがiTunes経由でのオーディオファイル読み込み。GarageBand for iPadにオーディオファイルを取り込むときには、iTunesを使ってGarageBandにオーディオファイルを取り込んでおいて、オーディオトラックで、なにもないところでタップすると一番右に表示される「読み込む...」コマンドをタップします。Apple Loop、AIFF、WAVが可能です。
さらにPalmSoundからの情報。GarageBand for iPadのコピー&ペーストは、IntuaのUIPasteboardという標準規格に対応しているようです。これらがその規格に対応しているアプリ一覧。
気になるのは、コルグ、ヤマハの対応なんですが、iMS-20が対応しているという情報が。さっそくやってみました。
iMS-20のAudio Exportsに入っているWAVファイルを選択して、下のアイコンの右から2番目をタップ。AudioCopyから「Copy Audio」を選択。ガレバンにスイッチして、オーディオトラックにペースト。
iMS-20からGarageBand for iPadにオーディオデータをコピペしてセッションするまでの一連の作業を動画にしました:YouTube - copy KORG iMS-20 track to GarageBand for iPad
GarageBandの登場でiPhone/iPadの楽器アプリシーンは大打撃を被ったわけですが、今回のコピー&ペーストで息を吹き返すというか、新たな命を与えられたアプリは多いのではないでしょうか。
例えばマルチトラックレコーダーは8トラックまでならガレバンでいいじゃん、とかなったと思うのですが、ガレバンにはバウンス機能がないので、それは他アプリでやっておいて、その結果をガレバンにコピペするとか。
あとはヤマハ iVOCALOIDですね。これがあれば歌ものも出先でぜんぶできちゃう。公園で歌ったりヒトカラしなくてもすみます(しないしない)。
Intuaが公式に、GarageBandがAudioPasteサポートしたことを表明していますね。なお、1.0.1アップデートの詳細はこちらに(まだ日本語にはなっていないようです)。