MacでMMDAgent(MMDAI)が動いた!
名古屋工業大学のプロジェクト「MMDAgent」が去年のクリスマスにオープンソース公開されましたが、そのソースからフォークした、QtベースのMMDAIを開発する方が現れ、昨日、GitHubが公開されました。
ただしソースの公開であるため、Qtなどの開発環境が必要。ぼくらのような一般Macユーザーにとっては敷居の高いものだったので、開発者しまぴょんさん(@hikArinCL2)にお願いしたところ、Mac OS X用のバイナリを公開していただけました(ダウンロード先リンク)。
しまぴょんさんによれば動作環境が64bitに限定され、まだ開発版であり、動作が不安定とのことですが、わたしのiMac(Core 2 Duo 2.4GHz、4Gバイトメモリ、Mac OS X 10.6.6)環境では動作しました。
ためしに、いま話題のいまいちさん Ver1.0のPMDファイルを読み込んでみました。無事に動作し、グリグリ動かすことができます。
Lat式ミクも読み込んでみました。ウィンドウサイズを若干拡大。モーションはメニューから「Add Motion」→「Insert to the Selected Model」で.vmdファイルを選べばOK。ちゃんと動いてくれました。
すばらしい! 音声系の実装はこれからだそうですが、非常に期待しています。#MMDAgentのハッシュタグとは別に、この#MMDAIハッシュタグもウォッチしておきたいですね。
モデルを移動させる方法が分かったので、3人を並べてみました。壁も読み込みました。モデルの移動は、Command + ドラッグです。Lat式ミクといまいちさんは左右上下に動かすと、ツインテールとスカートがひらひらします。
さらに、ボカロレボリューションのキャラ、CULのMMDファイルが公開されたので、それも読み込んでみました。
※2011-12-08 最新版で大きくユーザーインタフェースに変更があったので、使い方についてはこちらを参照ください。