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iVOCALOID-VY1に「大きな古時計」を歌ってもらった

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 iVOCALOID-VY1は1800円という低価格ですが、VOCALOID Editorと比べてかなり使いやすいユーザーインタフェースを持っているので、iPad版のほうがWindows版よりもいいかも、

1)使えるパラメータが音量、ピッチベンド、ビブラートデプスしかない
2)音符の最小単位が8分音符と粗い
3)音域がC3〜F4と狭い
4)小節数が最大で17
5)上下のポルタメントがない

とまあ、制限が大きいといえば大きいのですが、それぞれ対処は可能。

1)は、ほかのパラメータを使いたければVSQをメールで送ればいい。それよりもピブラートデプスが便利すぎる

2)は、細かいのが必要なフレーズは別ファイルにして、BPMを倍にすればいい

3)は、ピッチベンドを使えば上下ともに1オクターブ広げられる

4)は、分割すればいい

5)は、ピッチベンドでなんとかする

 まあ、それでもできないことはあるんですが、とりあえずやってみたのがこれ:

 ボーカル部分はiVOCALOID-VY1の単独処理です。

 ピッチカーブは1音符当たり4個、音量とビブラートデプスは1個しか調整できませんが、その分、手軽に調整できます、ピッチカーブはなんとかしゃくりやマニュアルビブラートらしいものができる程度には細かいです。

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