自分と自分から生まれたものの境界線――UTAU m4エンジンとデュエットした
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最近、UTAU用の自分音源「マツオロイド」を手がけていて、未熟ながらいくつか投稿してみたのですが、それを見たkenchanさんというUTAU界の方から誘われて、UTAUの新技術であるm4エンジンというのを使えることに。
それでやってみたのがこちら:
以前投稿したものとはエンジン部分が違っており、model4(m4)エンジンと呼ばれるもので歌の部分を書き出しています。
はっきりとわかるくらい音質がクリアになり、本人との区別がつきにくくなっているのではないでしょうか。以前投稿したときにはKAITOっぽいとか、先生っぽいとか言われて、人口音声特有のものに加え、サーっというノイズが入りっぱなしになってしまって声の特徴が出てないかも、と思っていたのですが、これならば自分の声っぽいとはっきり言えます。
USTの調整が未熟なため、音量やピッチの細かい調整ができてないのですが、そこをちゃんとすれば、かなり実用的なものんいなるんじゃないかと期待しています。まあ、そこは自分次第ということで。
最後のハモリのところは高いパートを自分の生声でやってみましたが、自分に出ないところをUTAUでやってもそれほど違和感がないレベルかと思います。だいたいは自分で歌っておいて、ところどころ不得意な部分だけUTAUに任せるといったことも可能になるんではないでしょうか。たとえば、ぼくは低いパートのわ行に変なピッチのブレが入ってしまうクセがあるんですが、そこだけ使うとか。
参考のため、以前投稿した、現行エンジンresamplerによる同じ曲はこちら:
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