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ついに出たセカイカメラ最大のライバル「Layar」をiPhoneで試してみたよ

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 日本ではセカイカメラが先行しているiPhone用AR(拡張現実)アプリですが、その最大のライバルとみられているのが「Layar」。9月中に出る予定でしたがちょっと遅れて、今日公開されました(Android版は既に出ています)。

 ユーザーから見ておいしいところは、brightkiteやFlickAR Photos、Wikipediaなどのさまざまなレイヤーをサポートしていることでしょう。

 Googleのローカル検索も使えます。

 実用面においては最も優れているARアプリです。日本ではシステム・ケイがブログ検索、チラシ検索、駅ドコ検索、Hot Pepper、銀行検索、サロン検索、コンビニ検索などを追加しています。日本サイトに新しいレイヤーについての情報があります。

 これらのレイヤーはすべて重ね合わせて表示されるわけではなく、1つひとつを選択すると、そのレイヤーのPOIだけが表示されるという仕組み。面白みには欠けますが、目的がはっきりしている場合には便利です。とくに、銀行検索、コンビニ検索とかはいいですね。

 Reality(AR)、Map(地図)、List(リスト)の3つの表示タイプを切り替えて使えます。

 Hot Pepper、銀行、Tweeps Aroundを試してみました。近所でつぶやかれたTwitterポストをその方向にポストするTweeps Aroundはおもしろいですね。会社で試してみようと思います(笑)

Hotpepper


Tweeple

 これに姉ヶ崎寧々タグを追加するには、brightkiteしかないでしょうけど、それをやるとbrightkiteを汚染することになるからやめておいたほうがいいでしょうね。


 現時点では、このアプリの中でタグを追加することはできないようなので、ユーザーの積極的な参加というよりは、ある情報を使う人向けでしょう。

 みんなのLayarというユーザーが登録可能なサービスが登場したようなので、この部分はこれから発展していくのかもしれませんね。このページはiPhoneに最適化されています。ただし、登録は現在地を認識してくれるものではなく、地図から選ぶしかないので、まだこれからのようです。

 App Storeへのリンクはこちら。無料です。

追記:AR系アプリはほぼそのようですが、Layarもまた、電子コンパス機能必須のようで、iPhone 3Gはサポート外です。また1つ、iPhone 3GSへの機種変更を促すアプリが出てしまいましたね。

追記:チラシ検索はおもしろい。しかし、メモリ不足のせいか、Settingsをタップするとアプリが終了してしまう。立ち上げなおしたほうがいいでしょう。カテゴリはスーパー、家電、ドラッグストア、ホームセンター・家具、百貨店・商業施設、すべて、から選択でき、検索範囲は最大で10kmまで。そのタグをタップすると、ちらし、店舗URL、Take me thereというアクションから選択できる。最後のをタップするとGoogleマップに遷移して、道順を教えてくれるので異常に便利。

追記:あと、Favoritesに登録する方法がわからない。バージョンアップ待ちかな。使い方わかった人、Twitterでもいいので教えてください(@mazzo)。

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