セカイカメラ、自宅近くで使ってみた
iPhoneで動くAR(拡張現実)アプリ、頓知・(とんちどっと)の「セカイカメラ」がついにApp Storeで公開されました。無料でダウンロードできます。
たくさんのAR系アプリがここ2日で公開されましたが、やはりセカイカメラが本命。自分でタグを作って空間に配置できるのは現時点ではこれだけ。さっそくダウンロードして使ってみました。
まずは、自分のアカウントをサーバに作成します。ユーザー名、パスワード、メールアドレス(これは必須ではない)を入力します。なぜか入力ダイアログが横になってしまい、うまく入力できなかったのですが、結果的にはこのままで登録できました。
アカウント作成が終わると、自分でタグをポストできるようになります。写真、音声、テキストが投稿できます。テキストは、「設定」アプリでTwitterアカウントを投稿しておけば、API経由でTwitterへのポストもできるという仕様です。最初の文字列がエアタグのアイコンになるんですね。おもしろい。
写真を撮影して投稿するまでのユーザーインタフェースは簡単で、さすがといった感じ。あとは、サーバを安定させて、ユーザーが急増しても十分なサービスが可能にしてほしいですね。現時点ではサーバにログインできないため、アプリの再起動をうながされることが多いので(10時現在、メンテナンス中)。
頓知・によれば、ログインしなくてもエアタグの閲覧は可能なので、ユーザー登録をしない状態でも利用を推奨しているようです。
App StoreのダウンロードURLはこちら。
レビュー動画も作ってzoome App Townに投稿してみました。片手でビデオカメラを持って片手で操作してるのでブレブレです……。
思えば、ほぼ1年前、このブログエントリーがセカイカメラとの関わりのスタートでした。
・ iPhoneを電脳メガネにする「Sekai Camera」がすごい件 : ITmedia オルタナティブ・ブログ
そして、頓知・へのインタビュー記事も書きました。これが今年の2月。
・セカイカメラがどんなトンチでできているのか、中の人に話してもらった - ITmedia News
そしてApp Storeでの公開。ついにここまでやってきたセカイカメラ。感慨深いですが、まだまだこれから。エアタグはクラウドの中にあることが、今回のサーバトラブルで実感できましたが、やることは本当に多いはず。頓知・のみなさん、がんばってくださいね。今日はTGSでも発表・展示が行われるようです。ITmediaのニュース、モバイルチームから記事があがると思いますので、詳しくはそちらをどうぞ。