最近、Twitter小説がおもしろい
最近、フォローしている人がTwitter小説を書いていて、その人の短編やら長編やらがTLに流れてきます。
これがなかなかおもしろく、気になるストーリーのときにはほかのことが手につかない状態。
ある意味、「tsudaる」によるカンファレンスやパネルディスカッションの実況中継に似たライブ感を味わうことができます。
ケータイ小説を読んでいる若者もこんな感じなんでしょうか?
モバイルで読む小説という意味ではケータイ小説がもちろん先駆者ですが、ケータイ小説は短いといっても、140字制限ほどには厳しくないし、1日に数十回のポストをずっと見ているわけでもない。Twitter小説はほかのTLにまぎれてしまうけど、能動的に見に行く必要はない。
Twitter小説には、140字のなかにクリフハンガーを設けなくてはいけない(なくてもいいとは思うのだが)というところが難しいところだと思うのですが、カエルカー氏のストーリーはよくできていて、飽きさせません。
カエルカー氏の小説は同じ登場人物による連作があり、これらは通して読みたかったり、時系列で読み返したかったりするのですが、いまのところ、Twitterはそれに適した作りにはなってませんね。同じ作者による同一トピックを示すタグ(#でもいいのかな)や、それに付随する連番でソートしたりとかできるといいなあと思います。そんなTwitter小説用クライアントソフトなんて、できないかなあ。
Twitter小説専用のiPhoneアプリとかあると面白いかも、とテキトーなことを考えたり。
かつて漫画家のライブをギャグにしたのは江口寿史氏でしたが、小説に関してはTwitterがライブみたいなもんかなあ、と思ったり思わなかったり。
ほかにも面白いTwitter小説があったら教えてくださいね。
あ、またクライマックスだ。Twitter見てなきゃいけないのできょうはこのへんで。
P.S. Twitter小説は、最新のものを最初に読んでしまうので、連続ものの場合にはやはりまずいことがありますね。
関連記事:
・Twitter小説家はLoneyGirl15のマジックにあやかれるのか(TechCrunch)
・Twitter ショートショート ― 140story(POLAR BEAR BLOG)
http://akihitok.typepad.jp/blog/2007/12/twitter_140stor_c830.html