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iPhone用青空文庫リーダー、もう不満はない

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 青空文庫リーダーはけっこうでてきましたけど、それぞれ特徴があってどれかにしぼることがなかなかできません(けっきょくわたしは全部買ってます)。その中でも、「たくさんの作品をプリインストール」というのは、最初に出た「Aozora」「iVBook」くらい。さらに、追加インストールができる自由度を持っているのはありませんでした。

 「i文庫」(350円)は最初から150作品を搭載しているほか、ルビ、禁則処理をサポートしており、ダウンロードできるzipファイルは、複数jpeg内包にも対応しているそうです。ということは、コミックビュワーにもなるということかな。縦書きで明朝体での表示が可能なのもうれしいところ(App Storeへのリンク)。

 実際に買って試してみたのですが、これがなかなかよい。フォントだけでずいぶん印象と読みやすさが変わるものですね。フォントはIPA明朝を使っています。ダブルタップでズームするというのもいい。読みにくいところだけを拡大するとかができる。それと、ページジャンプするときに、左右にバーを動かすタイプのインタフェースが採用されていて、これがなかなか便利。

 「全部入り」なだけでなく、画面やインタフェースもよくできています。現時点でもっともおすすめです(ほかも強化してくるでしょうけど)。

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