散歩して空中の電波をキャッチしながら曲を作る、そんなiPhoneアプリ「sniff_jazzbox」
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「散歩してたらふいに曲がひらめいてね」——そんなことをわたしもいえるようになりました。
それを可能にしてくれるのが、iPhoneアプリの「sniff_jazzbox」。無料です(App Storeへのリンク)。RjDjっぽい発想。つまり、iPhoneが取り込む外界からの情報を音楽に変えるというものなのですが、取り込む情報ってのが、Wi-Fiのアクセスポイント。
近所を歩いて、iPhoneが見つけてくるWi-Fiアクセスポイントの情報(文字列)を元に、それを音符に換えてしまうのです。
つまり、ウォードライビングを音楽に、Make Music, Not Warという感じですな。
さっそくウォードライビングならぬウォーウォーキング(笑)しながらその奏で出す音楽を試してみました。
楽器を替えられたり、ジャズとかトランスとかに曲調を変えられたりいろいろ面白いんですが、曲になっているかというとかなり微妙。音楽性はRjDjのほうがはるかにありますよね。
外界から何か情報を取り込んで音楽にするというのは、既にこんなのがあります:
・マイクからのサウンド:RjDj
・デジカメの画像:iMonalisa
次に来るのは、GPSで一筆書きしたらやっと1曲できあがるようなアプリかな。それとか、GPSの現在位置から周りの建物の名前とかを取り込んで、それを音符にするとか。
近所のレストラン名とかを歌詞に入れて、初音ミクがうたってくれる、そんなアプリが出てくるのもそんな遠い未来ではないかな。WebサービスとしてのNetVOCALOIDを使えば出来るわけだから。
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