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ブライアン・イーノとわたしがiPhoneで奏でるアンビエント

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 これはすごい! ブライアン・イーノ関連では2本目のiPhoneアプリです。とはいっても、前作は音楽ものではないし、本人が直接かかわったわけではないので、今回の「Bloom」が初めてといっていいでしょう(App Storeへのリンク)。価格は450円。

 アプリを起動すると、「Listen」するか「Create」するかを聞いてくるので、まずは「Listen」を選択。すると、画面にポツポツと小さな円が表示され、同時に音が鳴ります。画面の高さと音の高さが連動しており、音が消えていくにつれて波紋が広がり、円の色が薄くなっていき、やがては音とともに消えていきます。もちろんマルチタッチに対応しています。

 「Create」のデフォルトは、なんだかPink FloydのEchoesの最初のサブマリンピアノの音みたいです。波紋の広がりは「おせっかい」のジャケットっぽいですしね。Listenの場合、サウンドはランダムに流れるようです。

 鳴らしたサウンドは、一定間隔でリピートされます。その間隔はControlsパネルで設定できます。ボリュームも指定可能。Shake to clearをオンにしておけば、シェイクすると画面から波紋が消え、初期状態に戻ります。

 Moodというパネルでは、9種類のサウンドパターン(スケール)から選べるようになっています。これは、Shuffleモードをオンにしておけばプレイ時にランダマイズされるようになっています。

 さらにおもしろいのは、「Evolve when idle」という機能。これはデフォルトでオンになっているのですが、自分がプレイしていないときにも勝手にパターンを「進化させる」というもの。

 これは当分のあいだ、楽しめそうです。ブライアン・イーノやピンク・フロイドのファンだけでなく、TENORI-ONやPaklSound1が好きな人ならば、ぜひどうぞ。


Eno1

追記:VentureBeatが動画サンプル付きで取り上げていますが、動作中に画面キャプチャを撮ったところ、フリーズしてハードウェアリセットを余儀なくされたそうです。また、App Storeのレビューでは、iPhone 2Gで使用時にノイズがでるという報告も出ています。
Eno’s ambient Bloom app is chill — when it doesn’t break your iPhone

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