白戸家お父さんのiPhoneアプリはいつ登場するのか
ついに白戸家のiPhone化が始まりました。
お父さんが家族にないしょでiPhoneを購入したことがふとしたことからばれてしまうという、ほほ笑ましい家族の情景を描いたCMが登場しました。iPhoneの独自CMというのは相当に画期的。日本独自のApple関連コマーシャルはラーメンズ以来。いや、ラーメンズも「翻案」ですから、その前はいったいいつのことになるのか。覚えている人います?
で、次に何が起きるか考えてみました。まずデメリットから:
・ジーニアスバーに、犬の爪を切ったほうがいいかどうかの相談が持ち込まれる
・犬にiPhoneを与えておいたら踏まれて壊れたとか、爪でひっかき傷がついたとかの苦情
しかし、ビジネス的には、次のような新しい展開が考えられるので、総合的にはプラスになるのではないでしょうか。
・iPhoneはホワイトがバカ売れ
・iPhoneは除外されていたお父さん系キャンペーングッズがiPhoneへ対象拡大でバカ売れ
・お父さんとチャットできるiPhoneアプリ(有料)がバカ売れ
・お父さん写真集iPhoneアプリ(有料)がバカ売れ
・お父さん名言集iPhoneアプリ(有料)がバカ売れ
・犬にしか聴き取れないリングトーン(着信音)の販売開始
・長女のような若者にしか聴き取れないリングトーン(着信音)の販売開始
・iPhone販売以外の収益源(アプリ、着信音)登場に株価急上昇
・さすがにもうドコモiPhoneの可能性はなくなったと判断して、「ドコモ待ち組」のiPhoneに大量移行開始
・お父さんストラップをつけられるように、iPodドック利用のストラップが大人気
真面目に言うと、これを機に、ソフトバンクモバイルはiPhoneをスマートフォン的な売り方から一般携帯的な売り方へシフトしていくことが考えられます(もちろん、企業向け販売は強化しつつ)。そのための必須ポイントの1つとして、絵文字&デコメ対応というのがiPhone OS 2.2で見えてきたというのもあるかもしれません。
iPhone敗戦処理とか戦後処理とか言っていた人たちはこのCMを見て、「ああ、iPhoneの一般向けマーケティングはまだ始まっていなかったんだ」ということを理解したでしょうか?