鏡音リンACT2とDS-10とiPhoneの共演
7月28日、鏡音リン・レンACT2がやってきました。遅れていたのは自分が登録をさぼっていたせいなのです。ではさっそく曲を作ってニコニコ動画にアップ、という流れにいきたいところですが、7月は音楽ガジェットが大量発生しているためになかなか時間がとれません。
DS-10の動画はまだチュートリアル的なものを1本あげただけ。iPhoneのMoo Cow Music "Band"の作例もまだぜんぜんアップしてないし、気になるiPhoneサンプラーのBeatMakerも仕組みをよく理解していないという状態。やることが多いのに、と困ってしまいました。
ならば、まとめちゃえばいいじゃんというアイデアが浮かびました。
つまり、iPhone 3Gで動くサンプラー&ループシーケンサーのBeatMakerの音源を、鏡音リンACT2とDS-10で作ってiPhone 3Gに読み込み、iPhone上で再生。それにDS-10のサウンドを重ねる、というもの。
訳がわからない企画ですが、これならば既に100本を超えているというDS-10ニコ動のなかでもやっていけるかも、なんて考えたり。
しかし、BeatMakerはなかなかなものですね。MacやPCからiPhoneにどうやってデータを持ってくるのかと思ったら、WAVデータを取り込んでMacとWindows用アプリ上にデータセットを作り、それをiPhone上のBeatMakerにインポートするという仕組み。このデータセットはいくらでも作ることができるので、サンプリングこそiPhone上でできないものの、その音源は無尽蔵です。
取り込んだデータは、音の長さや音量、ピッチをiPhone上で調整することができ、それを16個のパッドに割り当て、シーケンサー上の配置することが可能。動画では、実際に鏡音リンACT2のサウンドループと、DS-10で演奏したバッキングをBeatMakerに取り込んで、それをBeatMaker内のループシーケンサーで再生したのです。
さらに、DS-10での演奏を加えておきましたが、蛇足だったかなあ。
曲は前にもやった、ロバート・ジョンソンのCrossroad。今回は英語で歌わせています。鏡音リンのACT2、なかなか使えますね。バランスのとれた、いい声です。