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iPhone App Storeの秘密の花園

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 この前の日曜日、銀座Apple Storeで開かれたMax 5のイベント「2061:Max5オデッセイ」を見てきました。主催されている赤松正行先生がiPhone関連の何かを見せてくれるかなあ、との期待もあったんですが、それはなく、Max 5のすばらしさを堪能することに専念できました(笑)

 Maxといえば、MacUser時代にアルファロメオにMIDI音源を積んで、エンジンの回転数に合わせて音楽をコントロールするという破天荒な連載企画(山川健一さん)で、音楽自動生成&エンジンとのインタフェース部分を音楽家の氏家さんに作ってもらった10年前から知識が止まったままなんですが、いまではさらにすごいことができるみたいですね。

 赤松さんはiPhoneとMaxを結ぶアプリケーションを開発されていて、それがApp Storeで発売されるのかどうか、興味津々なんですけど、そこの発表はなく。

 ただ、今日の赤松さんのブログエントリーを読んで、そこの部分に踏み込めない理由が分かりました。

 NDAの問題です。

NDAの呪縛は解けるのか?

NDA下では、ソースコード公開はダメだし、Webフォーラムなどでの議論もダメ、もちろん、リアルなセミナーやら出版物もダメってことになる。

 わたしもiPhoneアプリに多少かかわっているわけで、その中でしか話せないことがたくさんあり、世間的に言われているさまざまなアイデアが規約的に無理なこととか、iPhoneのISV登録をしてみないとわからないことが多いのです。

 さらに、その条項のこの部分はどう解釈していいのか、といったことも詳しく読んだ人に聞いて初めて「そうだったのか」と思う部分もあり、情報交換はモーレツにしたいところですね。

 本来ならばMOSAが開発者向けセミナーとかもっとアクティブに活動しているところなんでしょうけど、これはNDAが解けるまで待つしかないんでしょうね。でも、いまのうちから加入はしておきましょう。

 アプリで世界進出をしようというISVやプログラマーの方々はいまのうちにドロップインしておかないと、明らかに出遅れてしまう気がします。10年分。日本のゲームメーカーが初期段階でどれだけ参加するか、みんな知ってるのかなあ?

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