iPhone 3Gは日本で何台売れるのか?
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入荷した数がそのまま販売台数になるけど入荷台数が分からない……というのは置いておいて、各社のコメントからどういう推測がされているかというのを調べてみました。
・アイフォーンは「頭金ゼロ」で販売、2年の分割払い ソフバンク(3)(Bloomberg.co.jp)
クレディ・スイス証券の早川仁アナリストは「頭金ゼロのインパクトは大きい。年内100万台売れるのでは」とみる。
料金プラン発表後のコメントはいまのところこれだけでしょうか。5カ月ちょっとで100万台ということなので、年間では200万台以上になりますね。
・iPhoneは恐れるに足りず? 対抗陣営に強気の声(ITmediaエンタープライズ)
OSプラットフォームで対抗関係にあるマイクロソフトは、6月18日にスマートフォンOSの最新バージョン「Windows Mobile 6.1日本語版」と発表。同社の佐分利ユージン執行役常務は、米Gartnerの調査リポートを引用して「Windows Mobileはコンシューマー市場向けでiPhoneの2倍、法人市場向けで8倍の出荷台数になるという予測がある」とコメントし、PCやサーバとの連携を軸としたiPhone対抗策に自信を示した。
細かい数字があるといいのですが。言い換えると、コンシューマー市場においてはiPhoneに半分を食われることになるわけです。これはけっこう痛いのではないでしょうか。ちなみに現在の状況を参考までに。シャープと富士通が意外に検討しているのがわかります。
・世界のスマートフォン市場、Appleがシェア3位に(ITmedia News)
ベンダー別では、Nokiaが前年同期を25%上回る台数を売り上げ、シェア45%で首位を維持。2位は「BlackBerry」のResearch in Motion(RIM)で、シェアは13.4%だった。3位には、同四半期中に172万台の「iPhone」を販売したAppleがランクイン。シェア5.3%を獲得した。以下、シャープと富士通が、いずれもシェア4.1%で続いている。
・黒船「iPhone」襲来 “鎖国”市場の再編促す可能性も(ITmedia News)
一方で、アイポッドとは異なり、「日本でのシェアは1けた台にとどまる」(山崎耕司・NECモバイルターミナル事業本部長)との楽観論も多い。
Sankei Business i.のこの記事では、1けた台とおおざっぱなシェアを国内メーカーにとっての楽観論としていますが、その最大値である9%とすると、414万台となります(MM総研の2008年度4610万台をベースに)。これってクレディ・スイスの予想のさらに倍。うーん。
ほかに台数予測の記事があれば、教えてください。
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