いまだかつてないキーボード端末922SH:スペース、それは最後のフロンティア
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Eee PCや工人舎SA、そしてMacBook Airに関心のあるCloseBox読者のみなさんならば、小型のフルキーボード携帯端末であるソフトバンクモバイルのインターネット端末「922SH」には興味あるのでは?
このQWERTYキーボードが画期的です。
なにが画期的かというと、そのキー配列。スペースキーがある列をぜんぶ撤去してしまったのです。
昨日の発表記事では写真が小さすぎてわからなかったのですが、Mキーの右側にスペースキーがある。「.」「,」「/」などはFnとの組み合わせで。シフトキーはAの横といった具合。+D Mobileの記事中の写真を拡大してみてください。
この割り切り方はすごいものがあります。
これまで親指で変換していたのを右小指でやらなければいけないわけです。
ピアニストもギタリストも小指が使えて一人前。タイピングでも小指を使わない人は多いのでは。
その小指が鍛えられること間違いなしの新端末。スペースキーのある列をすべて削除するという決断は、スティーブ・ジョブズなみのミニマリストぶりと言えるでしょう。
スペースキーの位置という最後の開拓地に手を付ける決断に至った過程が、+D Mobileでの開発者インタビューで明らかになりますように。
シャープ、すごいかもしれません。
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書いた後で気づいたんですが、右側にスペースということは、最初から親指タイピングのみを想定しているんですね。ならば、その割り切りは非常にリーズナブルなものに思えます。
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