WX310KについてMac使いが知りたい二三の事柄
きょう、ITmedia編集部内で、マカー(Macユーザー)=パーマー(Palm使い)=京ポナー(京ぽん愛好家)との説が出ていたそうです。PalmはWindows方面に行っちゃいましたが、Macと京ぽんの結びつきは強まりました。
通信カードとかは別にして、携帯電話(PHSも含む)でMac OS X対応をうたったものがかつてあったでしょうか?(小川さん推奨のVodafone 702NKがiSyncに対応してますが、ボーダフォンのページには出てこない) デジタルMacノマドの期待は、この1台に注がれているはずです。WX310K。いわゆる京ぽんの後継機種です。
前モデルのAH-K3001VはMac非対応であったにもかかわらず、個人の開発者がドライバやアドレスブックなどの変換ツールを作成し、ついには商用携帯連携ソフトが対応するようになりました。ウィルコムも、Macユーザーの熱意に対応してくれ、ついに新機種で「Mac OS X対応」をうたうことになったのです。
といっても、製品概要ページにはっきりと「Mac OS X対応」と書いてあるのはうれしいものです(4機種が登場しましたが、Mac OS X対応が書かれているのは、WX310Kのみ)。しかし、まだ+D Mobileではこの謎を解き明かしてくれないので、どういう対応であれば、よりうれしいか、列挙してみることにします。
・ファームウェアのアップデータがMacから実行できる:まあ、これは必須でしょう
・Bluetooth経由でPowerBookやiBookで4xパケット通信が可能に:これも大丈夫かな
・iSync対応(もちろんBluetooth)で、アドレスブック、スケジュールの同期ができる:これは次期Mac OS Xアップデートで可能に、でしょうか。早くこのページに登場してほしいものです
・USBケーブルでMacとつなぐと、即iPhotoが立ち上がり、静止画をインポートできる:USBマスストレージクラスなので、普通にOKかと
・Operaのブックマーク編集ツールがMac用に提供される:これはぜひほしいですね
さらなる疑問点は……。
・音楽プレーヤー(有償)は、iTunesで作成したMP3ファイルをどこまで認識可能か? 例えば日本語ファイル名、ID3タグ、Bookmarkableなどなど。フォルダのまま入れて大丈夫かどうか。ATRAC3対応はどうでもいいです。
・ムービー機能(有償)は、MPEG-4のどのプロファイルに対応したものか(荻窪圭さんのブログ参照)。ASF MPEG-4ではないことを切に望みます。
そして、このWX310Kを入手したiPod nanoユーザーは何をするか?
・USBケーブルでお互いをつないで「何も起きない」と嘆く
・ベロクロでnanoをWX310Kの裏ぶたに取り付けて「京ぽっどnano」と名付ける
間違いない。
ちなみに、両製品を合わせると、123グラム+42グラムで165グラムになりますが、それでもDocomo M1000の168グラムより3グラム軽い!