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年間288ドルで音楽ポッドキャストを

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 今日のITmedia海外速報で、「HPがiPod販売打ち切り」「ソニーBMGとEMI、コピー防止付きCDの米国販売開始」という記事が上がりました。

 「ソニー、CCCD仕様で発売していた105作を通常CDで再出荷に」との食い違いっぷりが面白いです。一方、東芝EMIは、ポール・マッカートニーの新譜をCCCDにするらしい。最低デス。先行シングル曲を聴いた限りだととてもいい出来っぽいんだけど。公式サイトのフル試聴でがまんしておいて、アルバムで買うか、いつものとおりMacでは効果ないCCCDという図式に賭けてみるか。まあ、最低でも付録のDVDはだいじょうぶだろうし。

 でも、ここで買ってしまうと、Windowsの人たちに悪い気がするし、CCCDを認めてしまったみたいでイヤなんだよね。

 iTMS/Jで出してくれたらもちろん買いますけど。

 ところで、今日はCoverville(iTunesへのリンク)というポッドキャスティングで思いっきり楽しませてもらいました。本家サイトはここ。ロックのカバー曲を集めた番組で、1日置きくらいのペースで流してくれています。最新エピソードは、「クラシック音楽を使ったロックカバー」。

 おかげで、EL&Pの独自アレンジだと思っていた、「展覧会の絵」収録の“Nut Rocker”が、B. Bumble and the Stingersというバンドの1962年のヒットだったことが判明しました(iTMSへのリンク)。

 この番組の特徴は、BMIやASCAPにライセンス料を支払って1曲まるごとかけているところにあります。広告収入とかTシャツとかを収入源にしているようですが、年間288ドルを版権処理会社に支払って、フル楽曲を流しているのだそうです。

 こういうことは日本ではまだ当分無理みたいですが、ここに回答はあるのでしょうか?

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