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Airtimeはチャットルーレットの問題点を技術と人力で解決できるのか

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この部ログでも何度ご紹介してきた、お騒がせ男のショーン・パーカーがNapsterの相棒、ショーン・ファニングと一緒に開発したFacebookユーザー向けビデオチャットサービス「Airetime」が昨日スタートしました(という話は記事にしました)。

チャットルーレットをご存じであれば、話は早いです。あれを、Facebookのアカウントでやるんです。
Airtime

無料で匿名性が高いのをいいことに、マナーにはずれた使い方(Webカメラに下半身のドアップを映すとか)をされてしまっているチャットルーレットの弱点を、Facebookのアカウントと関連付けてしか使えなくしたことでかなりクリアできているかも。

Facebookの捨てアカウントで利用されたら、あまり意味ないですが(約10億人の登録ユーザーのうちのどの程度が本名じゃないのか、1人平均いくつのFacebookアカウントを持っているかは謎です)。

もう1つ、不届きな利用を防止するための対策として、Airtimeでは匿名でのチャット(matched call)のオープニングで、双方の画面のスクリーンショットが自動的に保存されます。

このスクリーンショットは顔認識などいろんな技術を使って自動的にスキャンされ、問題があるものは匿名のまま人間の鑑定チームに回されます。人間が「これはまずいでしょう」と判断した場合、その画像のアカウントは直ちに遮断されます。よく「スリーストライク制」とかいいますが、ここでは1ストライクでアウトです。

この自動スキャン技術がどこまで高度な判定ができるかは不明ですが(それが(例えば)人間の下半身の画像だってどうやって分かるんだろうとちょっと気になる)、1ストライクアウトでは、捨てアカウントがいくつあっても足りないでしょう。

ただ、これはこれでなんとなく気持ち悪い。問題を起こさないユーザーにとっては、自分の顔のスクリーンショットがAirtimeのサーバに保存されるのはちょっと嫌かも。

ショーンコンビはAirtimeの立ち上げに当たってチャットルーレットをかなり研究したそうなので、チャットルーレットよりかなり安全だとは思いますが、こうしたサービスをうまく回すのは大変そうです。スクリーンショットを判定するアルゴリズムの開発や鑑定チームのキープにもかなりお金が掛かっていそうですね。

ちなみに、立ち上げから2日目の今日、アカウントを作ったユーザー数はまだ6万3000人。立ち上がりとしてはどうなんでしょう。LINEはスタートから10日で10万ダウンロードだったそうなので、そう悪くはないのかもしれません。

いずれにしても人見知りな私はこうしたサービスを利用する気は毛頭ないですが。

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