欧州で拡大するグーグルキャンパス、次はスペインのマドリッド

ネットワーキング

» 2014/10/09

　いじわるっ子のいじわるも・・みんな忘れて眠れるな・・・（この歌はジャスラックもご存じないでしょう＾＾）

　お母さんのおひざ・・・・・

＜出所　：グーグルキャンパスのcampus for momと呼ばれる働く母親プログラムより＞

　様々なワークショップ

＜出所　：グーグルキャンパス＞

1億ドルの投資が準備され、大成功のロンドンのグーグルキャンパス

＜出所　：グーグルキャンパス＞

テルアビブのグーグルキャンパスです。立ち上げイベントには首相も参加・・・

＜出所　：グーグルキャンパス＞

ワルシャワ、サンパウロ、ソウルは準備中・・・そしてスペイン・・

＜出所　：グーグルキャンパス＞

　でも欧州との付き合い方に悩むグーグル…ＥＵや政府が色々煩いです・・・privacy や antitrust・・・

　＜出所：ベンチャービート＞

忘れる権利など検索を巡ってＥＵ（欧州連合）とグーグルの対立が続く中、グーグルは欧州のキャンパス（スタートアップ企業育成の為の場所提供プログラム）を拡大し始めています。既にロンドンのテックコミュニティの中にグーグルキャンパスを立ち上げ成功しています。（この時は同時にイスラエルのテルアビブにもグーグルキャンパスを立ち上げました）

その後欧州ではワルシャワでのグーグルキャンパスを立ち上げが発表され、ブラジルのサンパウロ、アジア初のソウルでもグーグルキャンパスを立ち上げの準備が進んでいます。（尚、ベルリンはファクトリーに出資済）

グーグルキャンパスはスタートアップ企業に場所の提供、相互交流、グーグルによる各種のメンタリングや教育、働く女性や母親支援（Campus for Moms）、各キャンパスの間の交流会などを行い、これはと思う企業へのグーグルベンチャーからの投資、買収などへと進む可能性があります。スタートアップの起業精神の富んだ都市から順番に立ち上げます。起業スピリッツと言う都市のエコシステムが重要な訳ですね。（この辺りはリチャード・フロリダの創造の経済を参考にしているのでしょう）

グーグルキャンパスは丁度、17－18世紀のロンドンのコーヒーハウスのような起業支援や産業育成の役割を果たすと考えられています。（ロイズ保険、商社のオフィス制度、多くの取引所、ガーディアンなどの新聞、洗練された郵便制度、紳士としての振る舞いなどはコーヒーハウスの議論の中から生まれました）

2015年にはスペイン・マドリッド、ブラジル・サンパウロ、アジア初のソウルへと拡大しますが、欧州でもスペインが加わります。

さて日本はどうするのか・・・まずはスタートアップ企業の存在を目立たせないと・・・＾＾;)