スマート革命と風林火山、2013年にアップルテレビ(スマートテレビ)は確実に出るだろう!!
<序文>
そろそろ米国のアナリストが2013年の予測を語り始めていますが、2013年に出る注目製品の中にアップルテレビが入っています。例えばジェフリーバイパーのアナリストは、2013年のホリデーシーズンに間に合わせるだろうと語っています。
パソコン+ブラウザー時代の先頭を走るものが独り勝ちをする「バンドワゴン効果」と異なり、一人が七台のスマート機器を操り、その上にサービスの森を生やすスマート革命(ポストPCコンピューティング)の時代には、孟子の三才(天地人)や孫氏の兵法(風林火山)の方が有効です。
WiiUの販売開始によりゲーム機の再発明(創造的破壊)が始まり、テレビの創造的破壊(再発明)は2013年いよいよ本格化しそうです。
★★ Apple TV won't debut until late 2013, says analyst
★★ Analyst Tips Nov. 2013 for Apple TV Set
<本格版のアップルテレビは2013年のホリデーシーズンに登場>
アナリストのGene Munster氏(Piper Jaffray)は、アップルテレビの予測で知られていますが、2013年3月にセットトップボックス改良版が登場します。この時音楽ラジオがスタートするそうです。(これがヒント)
そして6月の開発者会議(WWDC)で本格版の発表、そして2013年のホリデーシーズンには本格版のアップルテレビが登場すると予測しています。但し、アップルはCATVのチャネルのばら売り(unbundled channels)を求めていますが、そこはあまり期待しない方が良いそうです。
価格は$1,500 to $2,000であり、画面は42 inches から55 inchesだそうです。
シリのような音声認識操作とジェスチャー操作を備えています。
<風林火山から考えると・・・>
2013年はXbox720などゲーム機メーカーによるゲーム機の再発明(創造的破壊)が始まります。そのトップバッターがWiiUです。ゲーム機は操作性の点から現在、最も活用されているスマートテレビです。
アップルの姿勢はエコシステムが醸成されるまで待ち、そこでリーダーシップを一挙に握り、素晴らしい操作性を含むサービスの森をスマートデバイスの上に育てることです。既に「動かざること山の如し」「静かなること林の如し」の時期は過ぎました。2013年からは「速きこと風の如し」「侵略すること火の如し」の段階にはいります。
2013年、アップルテレビが出ます。出さなければアップル王国の衰退が始まります。
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