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テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

米国地上波が最早、技術的に阻止できない究極のスマートテレビ「スナップステイック」

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<序文>

米国では地上波四社がインターネットから提供している無料の見逃し放送を基本、パソコン画面に閉じ込めておこうとグーグルテレビやボクシーの阻止行動を実施しました。

 

しかしもう技術的にそのようなことは出来なくなるでしょう。第一無料の見逃し放送に関して「パソコン視聴はOK」一方「スマートテレビは駄目」と言うのはオープニンターネットガイド違反の疑義があります。(ネットを視聴する機器は生活者が自由に選べると言うガイドラインです。)今回ご紹介する「スナップステイック」などの技術を使えば、地上波の「パソコン視聴はOK」一方「スマートテレビは駄目」と言う区分けは不可能になります。

 

Snapstick

<出所:NewTeeVee>

★★Snapstick Wants to Wirelessly Stream Hulu to Your TV

 

Snapstick Demo HD

http://www.youtube.com/watch?v=nR3FlIQX5hM&feature=player_embedded

 

<スナップステイックの凄さ>

 

 NewTeeVeeで紹介された「スナップステイック」と言うアップスはラップトップやアイフォーン、アイパッドなどをセットトップボックスに使って、自由にインターネット上の無料動画を検索し、それをワイファイを使って一振りすればテレビで視聴できるアップスです。動画の視聴中は知り合いとツイッターを楽しんだり、恋人と電話でささやき合いながらお互いに恋愛ドラマをみたりするわけですね。(これはコンパニオン視聴ですね。ソーシャルテレビの一種。)そしてスマートテレビの実現の為にはグーグルテレビのロジテックが求めたようなキーボードもマウスも何も不要です。

これまでスマートフォンやアイパッドをリモコンに使う方式は提案されていました。また途中まで動画を自動車の中で見て自宅に帰ってテレビで続きを見るエアープレーもアップルテレビなどで可能でしたが、「スマートフォンで検索して、好きな動画を見つけてぽんと振ればテレビで映画が映る」というのはこれが初めてです。究極のスマートテレビ用リモコンですね。全く感激です。

 

そしてアップスが動画検索にファイアーフォックスを活用している為、地上波各社は、相手がテレビ視聴をもくろんでいることには全く気がつきません。地上波が抗議の為ファイアーフォックスに阻止を申し入れをしてもオープンインタ-ネット派のファイアーフォックスは聞く耳を持たないでしょう。「パソコンがOKでテレビが駄目??!そんなの壁の中の花園のように閉鎖的だよ!!」と言われるのが落ちです。

 

 

 

<オープンインターネットは地上波の思惑で阻止できない>

従ってこう言ったアプローチならば、グーグルテレビ阻止のようなことは今後地上波には出来ないですね。

 

米国地上波としてはパソコンに許している無料視聴を撤回しない限り、「スナップステイック」のような動きは阻止できません。サービスを有料にして「壁の花園」に囲い込まない限りオープンインターネットの動きは阻止できない時代が来たと言う教訓でした。

 

 

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