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魔法の言葉「そもそも」

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口癖が有益なものだとよいなぁ。英語だと私はActuallyが多いのだが、これは「そもそも」というより、自分の英語力のなさゆえ、なんとか話を立て直そうとして使っている気がする・・・

*****************全体会議の話より*************************

アークのミッションステートメント
「お客様の思いや本質を、わかりやすく世界に伝える 」

それでは「思いや本質」を見極めるにはまず、どうしたらいいのでしょうか?
魔法の言葉を教えましょう。口癖にするとよいです。

「そもそも」

利用例は、

そもそもどうして全体会議を毎週開いているんだっけ?

そもそもどうしてお客さんは、こんな要求出してきたんだろう?


「そもそも」を国語辞典で引くと、「元来」という副詞として出てきます。例のように、話を原点に戻す言葉なのです。
また、説き起こすときの接続詞でもあります。
つまり、大所高所で考えるための「きっかけつくり」の言葉です。

でも、頻発はさせません。
原点回帰は重要ですが、毎回原点に帰っていたら物事、進みません。感覚値ですが数パーセント以下の利用でしょう。長く続けているものごとに対しては数十回に1回くらい、
またはトラブルが起こり、ちょっとこじれた時は、口癖にしたいです。

例えば、毎週火曜日の朝に開く全体会議。年に50回くらい開催しているので、年に一回くらい、私は「そもそも」と問いかけます。

そもそも、この全体会議を通して何を私は目指しているのか?
今なら、
1、大里の思いを伝える場
2、他事業部との情報交換、発表の場
3、全員で情報共有、特に経営方針や危機感共有の場
こんな気持ちです。
そうすると、次のステップは、今していることはこの目的に合致しているかという見直しです。

権限移譲を進めて、現場からあがっているので、私個人は特定の人としか仕事をしなくなりました。ですので、昔より、1の目的の比重が高くなっています。
昔から、私は全体会議で話しをしていました。しかし、この目的をさらに推進するのであれば、私の言葉を文字にして、後からでもスタッフがその気になれば読み返せるようにしよう。全体会議に出席しない人も読めるしと、メールで全員に配布するようにしたのでした。(昔と違ってなかなか大変なんですが)

そうそう、出席率を考慮して、月曜日の朝から火曜日の朝に全体会議の開催時間も変えたんでしたよね。

皆さんも、時々、「そもそも」を使って、元来の目的と今していることが合致しているか、相手が何を要求しているのか、など前のステップに戻って、高所大所から見直す習慣をつけてください。

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全体会議での話を書き起こすようになったのは、つい最近のような気がしていたのだが、調べてみたら2015年10月頃からだった。月日が経つのは早い!継続は力なり。

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