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息子と一緒にスキーオリエンテーリングの大会に出ると何が起きるか?

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小1の息子はサッカーに夢中で毎日サッカーをしている。しかし、日経新聞の『私の履歴書』に釜本邦茂さんが書いているように、今の子供は「一つの競技に絞るのが少し早過ぎるかもしれない。」だ。

そこで、親の都合で、先週末に小千谷で開かれたスキーオリエンテーリング大会に親子で参加した。

競技としてのオリエンテーリングは個人種目である。しかし、息子にまだ1人で地図を読んで回るだけの実力があろうはずもない。
そこで主催者の特別の計らいで、表彰対象とせず、保護者(私のこと)同伴で初心者クラスに参加することとなった。

ちょうど今から4年前に「息子を連れて参加:新潟県小千谷市スキーオリエンテーリング大会」というエントリーを書いている。

この時は、大会会場まで息子を連れて行っただけで、息子は初めて雪と戯れていた。

いや~、子供の成長は早い!4年たって、息子が大会に参加するなんて!と感無量だった!と言いたいところだが・・・・
4年前のブログに書いてあることの再現が!

>し・か・し・・・・私にとっては、予想通りの苦戦であった。
>委員会があったので、前日から小千谷に入ったが、
>・食事は食べない
>・夜は寝ない
>・朝は起きない
>・ぐずる

4年たっても進化なし!


>なんとか会場入りしたが、相変わらずぐずる息子にスタート時刻が気になる私。
>K子さんが「息子さんを置いていって大丈夫よ」と声をかけてくださり、新調の靴もユルユルのまま、なんとかスタート地点へ。

4年たったら、状況はさらに悪化!

スキーオリエンテーリングは時間差スタートである。
息子を2番目にスタートさせる配慮をして下さった運営スタッフの心遣いにもかかわらず・・・・
息子に、「大会にでない!」と拒否にあう。
スタート地点からはラストコールが「○○さ~ん、○○さ~ん、いますぐスタート地点に来て下さい~」

「あっ、もう駄目だな」と私も切れる。
しかし、嫌だと言う子に無理をさせることも出来ない。
「分かった、じゃぁ、出なくてよいから。その代わり、お母さんが1人で出るから」
「嫌だ。だったら、僕は1人で何をすればよいの!」
「1人で遊んでなさい~!」
と言いあうこと30分。

ラス前スタートで参加。

しかし、やりだしたら、意外に素直に頑張りだした。
オリエンテーリングのルールを説明しようと思ったのだが、「僕、わかるよ。△がスタートで◎がゴール」
門前の小僧、習わぬ経を読むらしい。もっとも母のアドバイスはまるで聞く耳もたず。

方向音痴なのは母親譲りだから仕方がないが、それでも、「次の道を右に曲がって、その次は左」と地図を読んでいるではないか!感激。

チェックポイントが見えると、道を通らず、まっすぐ直進するところも母親ゆづりだが、お天気にも恵まれ楽しく出来た。

DSC_0469.JPG

ゴールしたら、「一番遅かった!」と怒っている。
そもそも、スタート前に既に他人より30分のビハインドだ。(実際にスタートした時刻からの時間ではなく、スタートリストに書かれている時間から計る)

レースの途中、「おしっこ!」と言われ、絶望的な気持ちにもなったが、来年は、レース前にトイレに行って、1人でレースに参加出来るようになるかな?

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