これなら食べられる!ための情報
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プラットフォームデザイン・ラボの勉強会@六本木アカデミーヒルズに参加した。今回の発表は、食品情報プラットフォームグループではほっとFOODnet代表の田中あやかさん、ヘルスケア情報プラットフォームグループの野田啓一さん。
特に前半については研究者としてと同時に、食物アレルギーの当事者としても興味があったので、書こうと思う。以前の記事にも書いたが、原材料がウェブで入手できればいいのに、と強く望んでいることもあり。田中さんの目指すものは、「これなら食べられる!」という視点から、原材料表示やアレルゲン検索を実現すること。「食べられないことを確認する表示を、食べるための情報へ変化させる」というコンセプトは、消費者にとっても企業にとってもメリットがあることではないだろうか?
フロアからのコメントでは、原材料の出自を明らかにすべき(例えば醤油の大豆‥)というコメントも出たが、厳密さを求めるあまりに何の情報公開もされなくなったら、本末転倒ではないかと思う。一方で、虚偽の情報が出回ったら意味なし。情報の信頼性を担保する必要もある。
そういえば、ある冷凍食品会社に問い合わせをしたところ、商品の種類が多いので原材料は公開できないというお返事をいただいたことがある。でも、パッケージには表示はしてあるわけで‥パッケージに使っているデータをウェブでも読めるようにできないだろうか?
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