WWDC 2014の感想

iTunes Matchとはまだ格闘しておりますが、結論が出ていないので、今週は例年通り、AppleのWWDC 2014の感想。OS Xはあまり興味ないので、iOS 8のみ。

Photos
写真が全部iCloudに同期されるそうです。僕は気に入った写真だけiPhoneに同期していたので、その手間が無くなるのはすごいけど、全部を同期する必要はありません。また、ApertureやiPhotoライブラリはどうなるのでしょう。いずれにしても、またiCloudで金を取られるのは明らか。

Family Sharing
Appleらしい提案。僕は今まで、妻とApple IDを共有してきましたが、その必要はなくなりそう。

iCloud Drive
iOSはアプリ毎にきっちり分けられ、ファイルシステムが見えないのが特徴でした。Extensibilityとしてサードパーティが拡張できることを含め、今までとは違う考え方。どうセキュリティを維持しているのか、気になります。

Health
共通化の必要が見えて来たらAPIを提供する、Mac OSの良き時代の状況がもどってきたようです。

Continuity
ついにMacはiPhoneの周辺機器になったと思いました。

最後にSwift
今更新しい言語を出すとは。わざわざ「セミコロンは不要になった」と書いてあります。
言語仕様は、Objective-Cの仕様が気に入らなかった僕向けかも。
Interactive Playgroundsで、個々の結果を容易に確認でき、Read-Eval-Print-Loop (REPL)もいい。
でも、いきなりメインの処理を書くのはなんとなく気持ち悪いかも。

そういえば、事前の噂にあった、高解像の音楽や、地図の改善の発表はありませんでした。音楽の方は期待しているのだけど。
僕は以前から、iPadのユーザー切り替え機能を期待しているのですが、今回の発表からすると、あくまで一人一台のようで、期待薄に見えます。