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夏目房之介の「で?」

神奈川近代文学館「新青年」展

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ほっんんんっとおお~~~に久しぶりに横浜へ出たらすっかり土地勘がなくなっていた。とはいえ、地下鉄のおかげで近くなった神奈川近代文学館へ(それでも結構歩く)。マンガ史研究上も非常に興味のある「新青年」展。これまた非常に充実していて、館所有の全雑誌展示は圧巻で、その表紙の変遷で歴史がよく伝わる。新漫画派集団との関係も少し示唆されており、横山隆一がやたら小説の挿絵に登場するのに驚いた。結局3時間かけて見て回った。中華街駅から館までにはバラ園があり、今年は異常なほどにバラが見事で、生まれて初めて「バラの香りがむせかえる」という小説みたいな経験をした。中華街で点心を買って帰宅。「新青年展」は5月16日で終了してしまうのだが、このコロナ禍でもったいなかった。どこかで巡回してもいいのでは。
https://www.kanabun.or.jp/exhibition/13484/
創刊101年記念展 永遠に「新青年」なるもの――ミステリー・ファッション・スポーツ―― | 神奈川近代文学館
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創刊101年記念展 永遠に「新青年」なるもの――ミステリー・ファッション・スポーツ―― | 神奈川近代文学館
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