いびきと寝言？

「ガキの使い」で、若手芸人の瀕死の象みたいな、しゃべってるようにも聞こえる激しいいびきのビデオを流していて、思い出した。
離婚してしばらく、なかば眠り、なかば起きている状態の中でいびきのような寝言のような意味不明の声を出していることがよくあった。その声は「あ～うぅ～～うあ～」みたいな唸り声に近いものなのだが、自分の意識の中にはそこに何かを表現するときの「さわり」のような感じがあり、意味をなす言葉になる以前の「何かしら、いいたいこと」とか「ともかく表出したい衝動」のような原形的な「何か」をわりとはっきりと自覚していた。むろん半分寝てるわけなので、ただそう思ってるだけというか、気分だけといえばそうなのだが、自己意識の内ではけっこう明瞭な「表現する必然」の手触りだった。さっきＴＶ観ていて、そういえば最近なくなってるなぁと思ったので、メモ的に書いておこう。