「究極の入力インタフェース」実用化されるとどうなるの〜?!
究極の入力インタフェース、
考えるだけでも楽しい。
最近は脳インタフェースにより念じた文字が入力できる研究がされている。
現時点ではまだまだ実用化までには時間がかかりそうである。
私が読んだ記事では、画面に表示された文字の中から念じた文字が認識されるといったものである。
これが進歩すれば、考えていることを文字化でき、画面上のボタンを押す操作もできれば、これは究極の入力インタフェースだろう。
仕事柄、入力インタフェースについて日々考えていて、同じことはすでに考えていたが、研究段階では成功しているとは夢のようである。
今は研究段階なので仕方がないが、脳波をとるために頭に異物なものを取り付けてパソコンにケーブルを繋げていて、センスもなく違和感しか無いものであるが、実用化されると以下のようになってくるかもしれない。
通勤電車の中。
社内を見渡すと皆自分好みの個性的な帽子をかぶっている。
そして座っている人も立っている人もスマートフォン片手にニュースを見たり読書したりゲームをしたりコミュニケーションしたり、と思い思いの時間を過ごしている。
それもデバイスに触らないで操作や文字入力ができている。
帽子をかぶることにより脳波を受け無線通信でスマートフォンに情報を流している。
ある人は、帽子と一体式になっている情報端末を使用していた。これは小型モニターが片眼の前に固定されCPUは帽子に内蔵されている。普段歩いている時は危ないためモニターは帽子の中に格納することができるのである。
すごい。
入力操作をしなくても考えたり思ったりする事により、文字入力そして操作出来るのである。
しかも音声認識のように声を出さないため周りの目を気にする必要はない。そして、静かである。
ただ、考えていることがそのまま文字化されると収拾がつかなくなるのではないだろうか?
文章を書く時はいろいろな事を考えながら適切な言葉を選んでいる。
それが、考えていることが文字になると纏りが付かなくなる。余計な部分を削除する方が大変になりそうである。
どうなっていくのだろう。
楽しみな事には間違いない。
◆関連エントリー
・入力インタフェースによる「正確さ」と「ストレス度」(マウス、音声認識、マルチタッチスクリーン、そして未来)(2010/6/22)
・十字キー付きiPhone/iPadはこうなる!(2010/8/26)