フェラーリ以上の速度を目指す韓国スマホ
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iPhoneが切り開いたスマートフォン市場が今はモバイルの主流になりつつあり、韓国でも毎日のように新しいスマホが登場するが、新スマホが発表するたびに各社が口をそろえて大きく宣伝するのがスマホの速度を決めるCPUのスペックである。
LG 「Optimus2X」
世界携帯市場でノキア、サンスンに続き3位を維持しているLGは昨年スマホの手遅れで赤字に転落、また世界市場でもシェアを落とし、国内では携帯3位のパンテックにスマホ市場では2位の座を譲る羽目になった。そこで今まで頑張った専門経営者を退かせ、オーナー一族の一人を社長に抜擢して巻き返しを狙い、ギネスブックにも登録された世界初の1GHzのデュアルコアを採用したOptimus2Xを1月に発売した。
Samsung 「Galaxy S2」
これには何処よりもスペックにこだわるサムスンはたまらずすでに発表されたGalaxy S2のスペックの変え、1GHzのデュアルコアから1.2GHzのデュアルコアにアップグレードしてGalaxy S2を4月に発表したのである。
Pantech 「Vega Racer」
しかしサムスンに負けずと韓国スマートフォン市場2位のパンテックはCPUメーカのクアルコムに頼んで未だ世の中で出てない1.5GHzのデュアルコアを採用したVega Racerを短い時間で最速開発して5月25日から予約販売を開始、それと一緒に世界最速の車「フェラーリ」を景品にかけたイベントを開いた。
噂のApple 「iPhone5」
だがこれで終わらないのが韓国スマホの速度競争である。サムスンは否定しているがiPhone5が出ると予想される9月には2GHzのデュアルコアを搭載されたGalaxy S3が発表されるのではないかと噂も流れており、ドンドン進められているスペック競争劇を見て一番困惑するので未だにiPhone5を発表できないアップルではないかと!!
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