お客さんとの交流はとても大切

昨日は平日でしたが、仕事としてお客さん主催のゴルフコンペにメンバー二人と参加してきました。お客さんとのお付き合いが仕事なのか、あくまでも遊びなのかというのは、答えのない議論だと思いますが、私なりの考えを書いてみます。

当社ではゴルフ練習場向けのシステムを開発販売していますので、練習場さん主催のゴルフコンペに参加することは様々なポイントがあります。

・コミュニケーション
お客さんも日頃とても忙しくされていますので、「ご挨拶に伺わせてください」とお願いするのは、大した用事もないのに失礼になることもあります。お客さん主催のゴルフコンペであれば、お客さんも当然会場にいらっしゃいますので、余計な時間を取っていただかずにご挨拶ができます。

・親しみをこめて
システムを導入いただいた後に、コンペにお誘いいただけるということは、お客さんからの「今後も仲良くしましょう」というメッセージです。平日でも都合をつけてきちんと参加することで、こちらからも「大切に思っている」という気持ちが伝えられます。

・横のつながり
コンペにはお客さんのところに出入りしている他の業者さんも参加します。工事の際にお世話になった業者さんとのコミュニケーションもできます。

・お客さんの世界を知る
ゴルフ練習場向けのシステムを開発販売しているのに、ゴルフのことに全く無関心では話も弾みません。参加してみればいろいろなことが経験できるものです。そしてそれが商談などの際に会話のネタになるのです。

これらの背景から、今回の場合、費用は全て会社負担としました。全てのイベントが同じような背景というわけではありませんので、その都度判断することになりますが、仕事というのは一見無駄と思えることにきちんとお金や時間を使うことが大切なものだと私は考えています。特にコミュニケーションには十分な気配りをしなければならないものです。仕事は人と人との関係から生まれますし、人が行うことですから様々な問題も起きたりするものです。日頃から良好な関係を築くことができているかどうかで流れは全く変わってしまうものです。

もちろん、コミュニケーションが大切だからと、毎日ゴルフコンペや飲み会に参加しまくればいいというものではありません。きちんと日頃の仕事をこなし、仕事面でのお金にも時間にも余裕を作ることによって始めて実現すべきことですし、良いお客さんはそんなに無茶な誘いをしてくるものでもありません。

そんな感じで、今回のゴルフコンペ参加はとても実り多いものでしたが、たった一つだけ想定外の部分が・・・私がブービー賞、もう一人のメンバーがビリ（つまり、日本風のブービーと本来のブービー）を取ってしまい、景品をいただいてしまったことです。。協賛として当社も景品を用意して持参したのですが、二人の景品を合わせると超えてしまった感じがします。辞退を考えたのですが、ビリとブービーを譲られても喜ぶ参加者はいないでしょうし。。もう少しゴルフの腕のレベルアップをしないと、参加するたびにこの2つの賞を当社が取ってしまいそうでまずいですね。システムを良くすることより難しい課題かもしれません・・・。