神社の杜のワーキング・プレイス　8KUMO看板とLapalma LEM

暑い都内とは裏腹に、八ヶ岳南麓はとても涼しく、夜は長袖が欲しいくらいです。昼間の陽射しの下は、なかなか厳しいものがありますが、それでも森に入ると、スッと汗が引くほどの涼しさです。空気も乾燥していて、日陰の風は、とても冷たく感じられます。ただ、標高が高いと大気密度が下がるので、紫外線が強くなります。おかげで、直ぐに日焼けしてしまいます。

また、ハチやアブ、ブヨなどもこの季節は活発ですね。昨日もご近所さんがハチに刺されて大変でした。ただ、不思議に蚊に刺されることはありません。まあ、それより強烈な面々が揃っているので、彼らも所場を荒らすわけにはいかないと、活動を控えているのかもしれません。

雨はなかなか激しく降ります。道に溝が掘れるほどです。でも、雨が上がると水はあっという間に引いてしまいます。森の保水力は、本当に凄いですね。

さて、8KUMOの工事も一段落です。お盆休みにもなって、いまは静かです。

休み前に、8KUMOのロゴをかたどった看板ができました。私の高校時代からの友人である金属の彫刻家が造ってくれました。彼はいま、我が家の隣に住んでいます。3年前に我が家に遊びに来て、気に入って、たまたま隣の土地が空いていたので紹介したら、すぐにその土地を購入して家を建てました。彼の奥さんとは、中学生時代から幼なじみで、50年来のつきあいです。

一度来ただけでも惚れ込んでしまうような、本当に素敵な土地です。そんな土地に仕事ができる、研修をうけられる、そんな場所があれば、なんと素敵だろうかと思ったのが、8KUMOのきっかけでした。

さて、キッチンも形が整いました。カウンターチェアは、イタリアのLapalma社の LEMチェアをあしらえてみました。この椅子は、日本人デザイナーのShin and Tomoko Azumi （安積伸・安積朋子）の作品で、Victoria and Albert Museumのパーマネントコレクションにも並んでいます。「モダン神社」のデザイン・コンセプトに合わせて、8KUMOのアート・ディレクターが選んでくれました。

工事は、いろいろと遅れ遅れです。東電の電気は8月17日、LAN工事は8月20日、下水の工事は、8月末（?）です。お盆前にはトライアル・オープンを目指しましたが、かないませんでした。

でも、そのぶんいろいろと運営についての打ち合わせや、素晴らしいアイデアも頂き、魂をいれる筋道も見えました。あとは、カタチにすることですね。まだまだ、苦労はありそうですが、皆様の応援を期待しています。

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