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メルマガのマナーは、どちらがお得?

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ある会社が、100人のメルマガ読者を増やすためにやったことがある。結果として、99人の敵を作ってしまった。

懇親会やセミナーなどで集めた名刺にあるメールアドレスを本人の承諾なしにメルマガに登録し、送信した。まぐまぐなどの無料メルマガサイトでは、発行者によるメルアド登録はできない仕組みになっているが独自配信のシステムではメルアドさえあれば直ぐに登録ができてしまう。

さらに、

メルマガに登録されたという連絡メールもメールアドレスの持ち主に送信されていない。当然、初めてメルマガを受け取った人はビックリする。最初の印象は、こんなメルマガ登録したのかな?いいや、登録していない。これはスパムメールだ!!迷惑メールとして登録するボタンを押そう。これでこの送信元からのメールは全て迷惑メールフォルダーに直行だ。

100人のメールアドレスをメルマガに無断に登録して1人の読者を増やし、99人の敵を作ってしまった背景がわかる。このような読者倍増のプロセスを継続すると読みたいと思う読者数よりも迷惑メールの発行元と敵対視する読者の数のほうが断然多くなる。

会社の信用もメールアドレスを登録して配信するたびに急降下で落ちて行く。その状態は、メルマガ発行元にはすぐに分からない。

その状況を察知したときは、時既に遅しである。会社の信用をリカバリーできない。交換した名刺にあるメルアドを本人の承諾なしにメルマガに登録しないこと。99人の敵を作り会社の信用を落としたいならば、どんどんやってください。

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