Facebook利用率90%超え(?!)は真実か否か(台湾)
facebookの公式データを扱って
利用増加数や人口対比などを公開しているSoial Bakersというサイトがあります。
/ 以下Social Bakersより転載 /
台湾の人口対比の利用者率は57.46%と出ていますが
果たして人口に対する比率を出すことが正しい数字なのか。
人口比で数値化する事のデメリットは
まだ言葉を話す事もできない赤ちゃんや
ご高齢の方も含まれてしまうため、"正確なウェブでのトレンド"を知るには
適しているとは言い難いです。
台湾のマーケティング会社は19歳から44歳までの社会消費層80%を含む
16歳~64歳までの男女にアンケート会員を対象に
「あなたはfacebookをどれくらい使っていますか?」
というテーマでマーケット調査を行いました。
以下はURLはそれら分析データを翻訳し要約したものです。
これによると台湾での社会消費層を含む、16~64歳までの
facebook利用率は93.9%を超えていることがわかりました。
93.9%の人がfacebookを利用しているだけでなく、
驚くべきはその全ての人が、1日に1時間以上facebookを見ている事です。
その割合は
1時間以内が36.1%
1~2時間が25.4%
2~3時間が15.6%
3~4時間が9.2%
4~5時間が4.7%
5時間以上が9%
/ 魁!台湾塾より転載 /
特にスマフォの利用者数の急増によって
facebookのアクティブ率も同時に押し上げられた傾向があります。
参加しているfacebookページの投稿内容を全てチェックして理解しているか?
の質問に対し。
「多分できている」もしくは「できている」と答えた方が80%以上いるのも
日本と違った国民性、行動パターンから現れる数値でしょう。
/ 魁!台湾塾より転載 /
では実際に台湾の人達は、
日本人と比べてスマートフォンをどのように活用しているのか?
このデータはGoogleが正式公開しているOUR MOBILE PLANET上での分析データです。
(2012年12月06日調べ)
↓クリックで大きな画像が開きます。
驚かれた人も少なくないのではないでしょうか。
ソーシャルネットワークへのアクセスでは20%以上の差がでました。
スマートフォンを使って商品やサービスを購入する方も日本よりわずかですが多く
飲食店での検索や、ルート検索、地図の閲覧、ゲームで遊ぶ
写真や動画の撮影などにおいて日本を上回る結果が出ています。
念のためGoogleとは別媒体の台湾でのスマートフォン利用動向も調べました。
■スマートフォン使ってなにをしている時間が一番長いか
http://www.ettoday.net/news/20120701/68623.htm
/ ET today.netより抜粋 /
1.WEBサーフィン 24.49分
2.コミュニティサイト 17.29分
3.音楽 15.38分
4.ゲーム 14.26分
5.電話 12.08分
6.eメール 11.06分
7.SMS 10.12分
8.動画 9.23分
9.電子書籍 9.18分
10.撮影 3.25分
日本では珍しい項目に2位の「コミュニティサイト」があります。
mixiコミュニティのような、同じ趣味思考の集まるコミュニティで
情報を意見交換しているのです。
コミュニティはひとつのメディアの役割を担うため
ITをビジネス活用する上でも重用な一つと考えられます。
次週は、facebookでのコミュニティサイトの紹介と
台湾でのfacebook活用事例をいくつか紹介したいと思います。