PowerPointでよく見る豆人形とか彼ら(パワポマン)の見つけ方part3《サーバー編》
2015年2月10日追記 パワポマンは引退した模様です。(office.comからのデータ配信が停止しています)サーバ画像の探し方については、現時点で以下の記載が有効です。
米Microsoftは12月1日(現地時間)、これまでOffice.comで行ってきたクリップアートの提供を終了すると発表した。近年利用が減少していたためという。
Microsoft、Officeの「クリップアート」提供を終了 Bingイメージ検索に - ITmedia ニュース
先日このようなエントリを書きまして本日は豆人形を紹介しようと思いましたが、コメント欄でサーバの画像を知らないかという質問をいただきましたので題材を変更します。
PowerPointでよく見る豆人形とか彼ら(パワポマン)の見つけ方part2
一番わかりやすいところとしては先日のエントリで紹介した方法の応用です。こちらのURLからserverというキーワードで検索するとこういった画像が見つかります。しかし種類が少ないですし、エンプラ向けではありません。
http://office.microsoft.com/en-us/images/results.aspx?qu=server
ではどうするかというと、もっとも手っ取り早いのはVISIOのステンシルを集めてくるというものです。DellやCiscoなど非常に多くのITベンダーがVISIOのステンシルを公式に作成し提供しています。それはなぜかというと、SIerにアイコンを提供することで、イケてる感じの提案書を作ってもらいユーザにイケてる提案書を出してもらえるからです。ただし他の製品が普通のアイコンなのに特定企業の製品のアイコンだけがキラキラしていると、こいつこの部分だけ特定ベンダーに丸投げしてんじゃねぇの?という懸念を抱かせる可能性がありますので使いっぷりには注意を払う必要があります。
それはともかくとしてもしVISIOをお持ちでしたらこちらのVISIO CAFEから各社のアイコンを探すことができます。VISIOを持っている場合はそれらを変換してPowerPointに挿入することもできます。
ところが私がこのブログを書いている自宅PC環境もそうなのですがVISIOを持っている人はそう多くはありません。office.comでwordやexcelが提供されるようになりましたがVISIOは読み書きできません。また、VISIOファイルの.vsd形式であればVISIO Viewerというツールを用いることで閲覧することができますが、ベンダー各社から出ているステンシルは基本的に部品なのでVISIO Viewerでは見られないのではないかと思います。(試していません)
そこでVISIO以外の形式でもアイコンを配布していないかどうか調べてみたところ、この3つを発見しました。
VMware
https://communities.vmware.com/thread/400678
これはごく一部ですが、さすが仮想化ソフトのベンダーということでハードからソフトまで幅広くカバーしています。正直なところこれだけで結構なものが作れてしまうのではないでしょうか。
CISCO
http://www.cisco.com/web/JP/product/topology_icons.html
ルータだけでこんなに種類あるのにサーバはあっさりしているCISCO。むしろネットワーク機器ベンダとしての誇りすら感じます。
自社製ブレードサーバであるUCSはちょっとわかりにくいですね。IBMのメインフレームはやはりCISCOが作ったICONであっても「あ、IBMのメインフレームだ」とそれらしく見えるのはすごいなと思います。
Microsoft
Publickeyのこちらの記事でも紹介されている通り、マイクロソフトがAzureを中心とした色々なアイコンを公開しています。
マイクロソフト、クラウドのシステム構成図に使えるアイコン集を公開。Windows Azure以外にも一般的なシステム構成図で使えそう - Publickey
http://www.microsoft.com/en-us/download/confirmation.aspx?id=41937
AWS(Amazon)
Microsoftに先駆けてAWSもアイコン集を公開していました。全体的に少し使徒っぽい感じがします。
Amazon Web Services、システム構成図に使えるアイコンセットを無料公開 - Publickey
http://aws.amazon.com/jp/architecture/icons/
以上のような感じでした。ご参考になればと思います。豆人形はまた後日。
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更新しました
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