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「わかりやすさ」も必要だけど、人間として持って生まれた「悟る力」を会得したい

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学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う

わたしが18歳(1983年)のときは大学に行けとさんざん親に言われてもドロップアウトしてしまった自分には専門学校が精いっぱいでした。

ひょんなことから47歳で大学3年に編入して、いまは大学院で経営管理を学ぶことを選択しました。

そしていま卒業に向けた問題解説ゼミの論文書いています。

この論文では何かしらの調査を行うことが求められていて、自分の掲げたテーマにそってのアンケート調査と分析、そこから得られた知見への自分なりの論を展開するという作業を初体験しています。

もうすぐ締切で会社の仕事の締め切りもダブっておりかなり状況としては苦しいのですが、自分の立てた仮説と良い意味で意表を突いたアンケート結果が出てきたりすると、

「これはどういうこと?」とか「じゃあ、こういう考え方もできるか?」というプロセスが必要となりるようです。

で、この作業に時間を使っている瞬間、自分はすごく今を充実して感じられるような気がしてます。

「学んでいよいよ苦しみ、極めていよいよ迷う」という言葉もありますが、今回経験した学ぶこと、知ること、わかること、出来るようになることのプロセスは自分が楽器を夢中になって練習していたときの感じに近いなと思ったりして、

こういうことにライフワークとして取り組めたらいいな...ただの思い付きレベルですが感じた自分がおりました。

「わかりやすい」についてふと思い出したこと

最近ネット界隈では、「わかりやすい」について議論が紛糾しているようです。

わたしはより良い人生を送るに、「わかりやすい」はたしかに効率的に理解できる利便性はあるのですけど、「理解する力、悟る力」を育てることの重要性を特に最近感じています。

まず、犬も歩かないと棒にも当たらないってネタがありまして。

これは意識しないことには人間気が付けないって話に通じますよね。

で、そのあとに水辺に馬を連れて行っても無理やり水は飲ませられない...的な例え話に通じていきつつ、

で、気が付いたから理解できるかというと、これまた理解できてしまうとなんてことない話が、自分のなかに一定の知識や経験、そのことに取り組もうという積極的な精神を持たないことには、とんと理解できないって経験を皆さんもしてませんでしょうか?

悟り最強説!?

たまたま手にした中村天風という方の「幸福なる人生」という書籍にこんな一節が出てきます。

インドにおけるすべての教えは、方法以外の理論といえども、絶対にわかる言葉で教えないのです。わかる態度でも教えない。わかる文字でも教えない。じゃあ、どうして甲から乙に、乙から甲にへとそれが伝わっていくんだというと、それはただ心から心へ伝えるだけ。

だから、ことごとく教えを覚えるかといえば、覚えやしません。悟る力のないやつはみんな置いてきぼりを食っちまう。そのかわり、悟る力のある者はぐんぐん宇宙心理を悟っていくから、その偉さも非常にほかの者と隔たりをつくってしまいますが、

機械が仕事を奪うというネタはかなり一般化した今日この頃、考えることは機械がやるとして、新しく生まれる仕事のことやら、人間はどう仕事するという議論が続いている訳ですが、、、

同じく中村天風さんの「成功の実現」という書には、「我とは」ということでのインド哲学の師匠とのこんなやり取りが紹介されています。

「ああ、あれからずっと考えた?」

「へえ」

「考えてちゃわからないだろうな」

「ええ?」

「考えてたんじゃわからないだろう、お前の頭じゃ、ねえ」

「だって、考えなければ。わかるところにいかないでしょう」

「それがすでに間違いだな。考えて考えつくようなことはね、およそたかが知れている」

「あれ?どうもあなたのおっしゃることが、私にはときどきわからなくなっちゃうんです。それじゃあ、考えないでわかることがあるんですか?」

「ああ、それがほんとうのわかり方じゃ」

この部分はもう少し前後関係もあったりして、是非書籍を手に入れて全体読んでいただければと思うのですが、やはり「考えて考えつくようなことはね、およそたかが知れている」という部分はかなり奥深い話で、ほんと考えさせられます(苦笑)

冒頭で申し上げたように、もし事情が許せばいま仕事をしているクリエイティブな領域の他に、論文を書いたりするようなことをライフワークに出来たらよいなと思い始めているのですけど、まずは人間として持って生まれた「悟る力」を会得したいと感じつつ、人工知能が人間の能力を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎えたとして、機械は悟る力を持てるのか?という、悟り最強説ってどんなもんだろ...と想っててみたり(苦笑)

はてさて、どんな未来が訪れるのでしょうね。

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