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【釈放】こっから先マスコミ各社のジャニーズ事務所へ意趣返し的な情報垂れ流しを見せられるのは勘弁

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最近は芸能人が何でもブログで発表してしまうので芸能レポーターが失業の危機…みたいな事が取り上げられたりすることたまにあったりしますが、

放置駐車に端を発して現行犯逮捕された際でも○○メンバーという曖昧な表現をしたりしていた訳で、公然わいせつ容疑で逮捕されたことで名前に容疑者の文字が使えることはマスコミ各社にとっては非常に大きいことだったのではないかと推測。

それと、これまで所属タレントの写真利用については極度に制限されており、マスコミ各社は煮え湯を飲まされる事も多かったはずで、今回のように結果的に釈放されて、それ以降に印刷・配信された記事に「容疑者」の文字はすでに消えているわけですが、やはり「逮捕」という事実と、その事実を前にして24日の夜に行われた記者会見では当然相手をかなり追い詰めることが出来ることを記者やワイドショーのレポーターは理解しており、あとは彼らがどんな風に番組に乗せるかを考えながら質問を投げかけていったはず。

確かに事の成り行きがどうだったのか?について私自身も知りたいと思うことはあったけど、呑みすぎて騒いだ挙句に、全裸状態になって誰かに直接的な被害をもたらして居ない(近所の住人の方々には騒音被害という事があったのかもしれないが)、という事が事実だとすればもうこのニュースは不要。

不謹慎な発言とお叱りを受けるかもしれませんが、ただの酔っ払いが騒ぎを起こしたで、私的にはもういいじゃんって話で、感じている印象としては筒井康隆さんが書かれている中身に非常に近い印象。

イメージキャラクターとして採用を続けるかは各社の判断で、継続契約することで逆に話題性が増すという考え方をする人もゼロではないと思いますし、なんせ世の中エコな時代なんですよね?東京都の水道局のマークの時にも、別に規定違反していても特例事項があって作り直しをしなくても良いという規定解釈が可能だったらしいですけど、地デジのイメージキャラの契約に「逮捕など社会的な騒ぎを起こした場合には契約解除・その補償を行う」というような文言があったのだとすれば、今回のように直接的な被害が軽微な罪であっても、違約・補償関係の話になってしまうのだろうとは思いますが…なんか損害幾らでPV稼ごうとしているメディアも散見されますよね。

今回週末に掛けて平日昼間のワイドショー放映枠の外で記者会見が行われた関係で、週明けのワイドショーやら各種メディアがこの記者会見の内容だけでなく、出遅れ分をとりかえすために、当事者のこれまでの行動だったり、実家の事情やら、さまざまな関連情報を追加で流してきたりするだろうな~と想像したりするのですが、もうそういうのは要らんのだけど…というのが個人的な感想です。

これまで事務所の規定や縛りがきつかった分「逮捕」されたことを理由に、いろいろな記事を書けるというんはある意味これまでいろいろ不満を持っていた方々には溜飲下げるのかもしれませんけど…

これまでのメディアの問題点として語られる事の一つとして、報道された以降の成り行きなどを定期的に追っかけていくのかどうかは各社の判断にゆだねられており、事後的な検証という側面での課題が指摘される事あると思いますが、今回のようなケースでもし釈放された以降もいろいろな調査や追っかけ取材などに人とお金を投入するのであれば、他に振り向けるべきニュースがもう少しあるのでは?と考えてみてもらいたいと感じたのでした。

新聞、テレビ離れや雑誌などの出版不況などでどうやって一般庶民との関係性を以前のように取り戻すことが出来るのか?という事がいろいろなところで議論されていると思います。

社会的に大きなニュースがあれば、そのときには大きな売上・視聴率を稼ぐことが可能でしょうが、そういう大きなニュースの報道の中で、あ~ぁまたこんな事マスコミはやってるよ…という事になると、その大きなニュースがひと段落した時点で、その報道姿勢にうんざりした定期購読層・視聴者層をまた減らすような気がするのでした。


追記です。

24日の記者会見ですが、事務所側は生放送での中継を拒否、会見終了後の放映を条件としたのにNHKが3分遅れでの放映を行ったためトラブルになった模様です。

事務所側は、会見場が狭く生中継だとスタッフの数が多くなる。1人でも多くの報道陣に入っていただきたく、民放はそれを承知して少ないスタッフなのに、NHKだけ特別扱いでは不平等になると説明しているようですが、処分保留で釈放された段階で、すでに事務所側の生中継による意図しない会見内容が流れるリスクへの対策が講じられていたのですね(苦笑)


再追記です。

記者会見にあたっては、事務所側のかなりの圧力が報道陣に向けいかんなく発揮されていたもようで、釈放された時点から会見の模様を含め画像使用についての制限は通常時と同じような状態になっている模様


再々追記です。

izaのほうの記述では、生放送を行わない方針についてある程度余裕がある段階で申し入れがあったとも取れる記述になっていましたが、アサヒ・コムトップの報道にはNHKの番組放送直前の午後8時58分とありますね。

この会見は、草なぎさんが所属するジャニーズ事務所が開いた。会見の模様を映した写真や映像をウェブやBS・CS放送で使用することを、事前に禁じた。草なぎさんがテレビでPRしているデジタル放送のウリでもあるワンセグ放送での利用も不可とした。

 それでも、会見場の7階会議室に約300人が詰めかけ、汗だくの人も多かった。ざっと、テレビカメラ15台、カメラマン30人、草なぎさんと弁護士が並ぶ机には20本以上のマイクが並んだ。既に、一部テレビカメラが回り始めた午後8時58分、事務所関係者が突然、アナウンスした。

 「生中継はご遠慮下さい」

 理由説明もないこの連絡に、生中継を予定していたNHKの記者は「今さら言われても困る。間に合わない」と気色ばむ場面も。

追記のほうで書いた、会見場が狭く生中継だとスタッフの数が多くなる。1人でも多くの報道陣に入っていただきたく、民放はそれを承知して少ないスタッフなのに、NHKだけ特別扱いでは不平等という判断を午後8時58分に伝えてもしょうがないだろうし、この件で事務所がNHKを厳重注意したっていうのもなんか変な感じがしてきました。

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