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聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。基本的なところから、恥をかきながら勉強します。

英語狂の中国で、子どもたちがバーチャルを通じて英語力をあげている件

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In English-Crazy China, 8D World Teaches Kids To Speak In
Virtual Worlds; Lands A Deal With CCTV
(TechCrunch)
Wizworld

In China, learning spoken English is giving rise to a huge and
growing market. For instance, in addition to English classes
in public schools, parents send their children to about 50,000
for-profit training schools around the country, where English
is the most popular subject. Instead of American Idol, on
CCTV, the national government-owned TV network, they
have the Star of Outlook English Talent Competition.
This is possibly the largest nationwide competition in China.
Last year, 400,000 students between the ages of 6 and 14
took part in it.

中国において、英会話学習は巨大で今まさに成長中のマーケットである。
例えば、子どもをもつ両親たちは公立の学校の英語教室に加え、国内に
50,000校ほどある営利目的のスクールへ子どもたちを通わせているが、
そこで最も人気のある授業はというと、やはり英語なのである。
アメリカのアイドルとは違って、中国では政府による国営TV-networkである
CCTVにおいて、英語タレントコンテストが開催され、スターが生まれるのだ。
これはもしかしたら最も大きい全国規模のコンテストかもしれない。
昨年は6歳~14歳の子どもたちが40万人も参加しているのだ。
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そのコンテストなのですが、今年からはマサチューセッツに本部をおく
8D Worldという新興企業が中心となって、バーチャルな要素を加えたようです。
8D WorldはWiz World Onlineという、英語を勉強したい子どもたちのための
仮想空間を運営しています。なんと驚いたことに、今年のCCTV英語コンテストは
このWiz World Onlineを公式なトレーニングおよびコンテストのプラットフォームに
するようです。

子どもたちは仮想空間内でアバターをつくり、レベルアップするために、
あるいはゲームを進めるためにマイクを使って正しい英語を発音しないといけま
せん。ここでは音声認識や発音評価を行うソフトウェアなどが活躍しているようです。

月々20$の契約をするか、それとも一年で160$ほど、決して安くないコストが
かかるようですが、教育熱心な親たちは一年に700$も使うので、それと比べると
安いのかもしれません。コンテスト自体にお金がかかるのではなく、あくまで出場
するためにトレーニングするというところでお金がかかるようです。
韓国を皮切りに、スペイン、ポルトガル、ロシアへの進出を計画しているようです。
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発音だけがすべてではない、とは思っていますが、子どもたちが英会話を勉強
するにあたっては抵抗がなさそうですよね。日本でもfor adultsのサービスを
展開してほしいところですが、モチベーションを持続させるための仕掛けは
すこし工夫がいりますね。

日本でも音声認識や発音認識できるソフトウェアを使ったサービスはあります。
English Central
自分がどういった発音を行ったのか、それが正しい発音とはどう違うのかという
ところを客観的に理解して、英語の勉強を進めたいという人にはうってつけです。
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皆さんは英語がお得意ですか?
おススメの勉強があれば是非ご紹介ください。

では、また明日。

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