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障がい者と健常者の架け橋になりたい「和」

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Uzit あなたが主役のFacebookページでは、私が毎朝「もーにんぐUzit」というタイトルで、「最新の海外ソーシャルメディア事例」動画を発信しています。

今回、木曜日の朝の枠を、とある若者に託す事にしました。

彼です!
Hiroshimaya
廣島屋 努さん(Facebook)

廣島屋という名字は、本名です。念のため。



彼は、現役大学2年生です。

ただ、ひとつだけ普通の人と違う特徴をもたれています。

いわゆる障がい者という特徴です。

彼は、19歳の時に交通事故にあいました。

それまでは、サッカーを楽しむ青年でした。

今は、事故の後遺症で脊椎に障がいが残り、普段は車いすで移動しています。
短い距離であれば、自分の足で歩いて移動することができます。

彼の名刺には、「障がい者と健常者の架け橋」という文言が入っています。



彼は、Uzit あなたが主役にちょくちょくコメントを寄せてくださっていました。

でも直接出会ったのは、岡崎で開催されたFacebook交流会でした。

「加藤さんに会うのが目的でした。」
と、会がはじまってすぐに私の隣に席に来られました。

キラキラした瞳が、とってもまぶしかったのを覚えています。

会って10分後には、彼に「もーにんぐUzit」の木曜日の枠を任せる事を決断していました。



廣島屋さんと話している時、
とある経営者の方が、同じ交流会で、あるエピソードを教えてくださいました。

なかなか外にでることができない障がいを持った子供を、太陽の元で遊ばせよう!というボランティア活動に参加された時の事。

骨と皮だけになってしまうぐらい、筋肉がやせ衰えた子供のお母さんが、「ごめんね」「ごめんね」「こんな体に生んでごめんね」
と謝っていた時、その子はこう言ったそうです。

「僕は、強い人間なんだよ。こういう試練に耐えられるだけの強い人間にお母さんが産んでくれたからこそ、神様がこういう特徴を僕に与えてくれたんだよ。」

その経営者の方は、後ろから頭を殴られたような衝撃を覚えたそうです。

「特徴」なんだなと、目からうろこだったそうです。

私は、本当の「和」を感じました。障がい者が健常者の目に触れないところでひっそりと暮らすいつわりの「和」ではなく、両者が互いの特徴を活かし合う本当の「和」と「輪」がここにあります。



話を廣島屋さんに戻します。

彼は、なかなか大学で友人がつくれないそうです。

どうしても、自分に関わって仲良くなると、面倒をかけることが多いからと言っていました。

わからない話ではありません。

確かに、車いすで移動している彼と仲良くなれば、車いすを押してあげなきゃいけなくなったりするでしょう。

「でも」「でも」「でも」
何度もその言葉が出かかりましたが、ぐっと胸にこらえました。

皆様も、その気持ちご理解頂けるかと思います。



彼には、

本当の「和」とは何か、ソーシャルメディアを通じて追求して欲しいと思います。

「架け橋になりたいという願い」 と 「遠慮して友人ができないという現実」

そこには矛盾があります。その矛盾を矛盾として持ったまま、彼にUzit あなたが主役の木曜日の枠をお任せするのは、正直ドキドキします。

でも、彼のキラキラした瞳が、「芯」を感じさせるのです。

彼の「芯」は、きっと何かをたぐりよせ、引き寄せるでしょう。

ソーシャルグッド(Social Good)をテーマに彼は発信します。



なお、彼はアメリカでソーシャルグッドとNPOについて学びたいという志を持っています。

彼の発信を見て、「よし、この若者なら託せる」と感じ取って頂けた方には寄付を募りたい。
それが、具体的な彼のコンバージョン目標です。

私も、彼の本気度を見ながら、積極的に支援をしていこうと思います。

ぜひ今後の、廣島屋もーにんぐUzit木曜日枠をぜひお楽しみに!

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