懐かしきシングルレコードにはA面とB面がありました。A面はヒットねらい、B面はシンガーの個性を出す。ビジネスメディア誠の連載“うふふマーケティング”が「A面」なら、こちらは「B面」。自分のこと、思ったことを1/1スケールで書きます。

東北支援版REDをつくろう!

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今日から日本でも発売されるiPad2、そのカバーにも"RED"がある。

red01.jpgこれはREDのウエブサイトのトップページだ。赤いイタリアン・レザーの"バスタブ"と言われるiPadカバー。ポリウレタン製は39ドル(日本では3,980円)だから、その1.5倍以上(アメリカでは69ドル)だけど、もしもあなたが革がいい!と思ったら、迷わず赤を買おう。それは"REDという活動"につながるから。

ほらAppleのiPad2のサイトにも、さりげなくREDの記載が右肩に見える。

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【REDとは何?】
RED、正確には"Product RED"とは何か。それはコーズリレイテッド・マーケティングCause Related Marketing)という、企業のビジネスを経由して、商品やサービスの一部(全部のときもある)の売上を慈善団体に寄付するというマーケティング手法。その代表的な成功モデルと言われるのがREDである。Apple、Nike、American Express、Emporio Armani、Converse、GAP、Starbucksなど一流ブランドが参加して、対象商品の売上の一部をAIDS撲滅などの活動に寄付している。(以前ブログで詳しく書いた

コーズリレイテッドっていうのは何か。Causeとは「根っこ」とか「原因」という意味があるが、ここでは動詞として「~させる」という意味で考えた方がわかりやすい。商品を買ったりサービスを利用してもらって、消費者に「良いことをした」と思ってもらう。もちろん商品を提供した企業も良いことをする。REDというコーズリレイテッド・マーケティングをする企業は、ブランドイメージが高くなる。

マーケティング戦術といってしまえばそのとおり。でもREDというコーズリレイテッド・マーケティングが面白いのは、先端的なブランドや商品に付けるところだ。それを買うことがかっこいいだけでなく、寄付することもかっこいいのだ。企業ブランドのクールさと、寄付行為のかっこよさが二重奏となるのだ。

しかもそれは、被災地への炊き出し支援のようなスタンドプレー/一過性の活動ではなく、企業が定番的に販売する商品やサービスに適用できるところが、ミソである。

【東北支援でREDをつくろう】
iPad2のREDを見て、ぼくは思った。

 「東北支援でREDをつくれないか」

義援金もいい。物資搬送も必要だ。仮設住宅も仮設学校も必要。政策や立法ももちろん必要。でもそれだけじゃない。被災地のビジネスが復興しないと生活なんてできやしない。収入だけでなく、がんばってね、と言われるたびにやる気が萎えてしまいそう。

そこで東北地方でとれる農産物や魚介類に"RED"を付ける。東北の工場出荷製品に"RED"を付ける。東北を支援したい全国の企業の製品にも付けてもいい。RED付きを購入すると、ビジネス復興支援や町作りにお金が回る。そんな仕組みを作れないか。

もちろんREDという名称じゃまずいので、何がいいだろうか...と考えた。たとえば「DAPPE」(だっぺ)とか(笑)、「NDAGARA」(んだがら)とかロゴをつくって、精選東北プロダクツに適用。できれば通年、全国で販売できるものがいいんだが。やりませんか。



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