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ITに強いビジネスライターとして、企業システムの開発・運用に関する記事や、ITベンダーの導入事例・顧客向けコラム等を多数書いてきた筆者が、仕事を通じて得た知見をシェアいたします。

野球中継の人気がなくなったのは意外な理由かもしれません。

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ITに強いビジネスライターの森川ミユキです。

侍ジャパン優勝おめでとうございます!

WBC堪能しました。1次ラウンドは、まあ問題なかろうと見逃した試合もあったのですが、準々決勝以降はまったく目が離せませんでした。

かなり心臓に負担をかけたので、たぶん寿命が2年ぐらい縮んだと思います。確かめる方法はありませんが。

イタリア、メキシコ、アメリカと強いチームと連戦で、試合内容もすばらしく、興奮・感動の連続でした。夫婦で何度も抱き合ったので、夫婦仲も良くなったかもしれません。

ただ・・・

たった一つ、不満がありました。

それは、もうかなり昔からのことなんですけど、バックネット裏からの投球映像がないことです。

ネットニュースを見ていると、「○○のスプリットがエグい。消えたように見える」「××のスライダーのブレーキがエグい」「△△のストレートは150kmだが、球速が落ちないので170kmに見える」なんて情報が踊ってるんです。

でもねえ、バックスクリーン側からの映像だと、ピッチャーの球のすごさがも1つよくわからないんですよ。曲がってるなあ、落ちてるなあとは思うんですが、イマイチ迫力がありません。

私たちが子どもの頃は、バックネット裏からの映像が基本でした。

今でも覚えています。江夏のオールスター戦の9連続三振では、本当に球が浮き上がって見えました。のちにそれは錯覚だと知りましたが、でもいまだに錯覚とは信じられません。

最近お亡くなりになった村田兆治投手。彼のフォークボールも球が視界から消えるんです。こんなの打てるか!と思いました。

掛布対江川の対決もすごかったです。江川投手の投げた顔の高さぐらいあるボールを掛布選手が空振りするんです。伸びてるんですね。そんな明らかな高めのボール球に手が出てしまうんです。

大谷投手や佐々木朗希投手の164kmの剛速球をバックネット裏からの映像で見られたら、どんなにすごいでしょうか?

ダルビッシュ投手の変化球とか髙橋投手のスプリットとか、バックネット裏から見たくありませんか?

侍ジャパンの投手陣の球、全部バックネット裏から見たかったです。

打球はバックネット裏から映しているから、投球も絶対映像があるはずなんですよ。何で映してくれないんでしょう? リプレイでもいいから見てみたい。

おそらく打席に立つバッターの顔があまり映らないから、バックスクリーン側からの映像をメインに中継するようになったんだと思うのですが、それが野球中継をつまらなくしてしまったと私は思っています。

実際、昔ほどみんなナイターを見なくなりました。サッカーに人気が移ったからとまことしやかに言われていましたが、Jリーグの放映は地上波でほとんどやっていません。プロ野球はまだ放映することもあるので、サッカーのせいでないのは確かです。

バッター目線でピッチャーの球がまた見られるようにしてほしいです。そうすれば野球人気も復活するのでは?

野球はサッカーと比べてダラダラしているというのは、私もそう思うんですが、ビールを飲みながら見るにはそのダラダラがピッタリだったりもします。

テレビ局の偉い人。もし読んでいたら検討をお願いします。


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